カテゴリー「これからの茶業」の71件の記事

日本茶の魅力は、歴史と文化。

おもしろい記事だったので、リンクを貼りました。全文は、リンク先をご覧ください。
まさに、同感です。その方法を見つけて動き出したところから、新しい風が起こる。

健康志向の高まりで世界的ブームと言われるお茶。5月には、その機能性を学ぼうとスイスの販売業者8人が県立大茶学総合研究センター(静岡市駿河区)を訪 れたばかり。世界的に注目されているように見えるが、茶貿易商社「ヘリヤ商会」(同市葵区)の谷本宏太郎社長(57)はくぎを刺す。「売れている『お茶』 は日本の緑茶ではない」

~~~略~~~
 ブームの端緒は静岡県とされる。

~~~略~~~
しかし実は、日本緑茶より中国緑茶の方がカテキンが多い。日本は渋みを抑え、うまみが勝るよう改良を続けたからだ。谷本さんは「結果的にカテキン宣伝は中国を利した。機能性を強調すればおいしさや香り、色、形は不要。産地つまり、文化は問われない」と指摘する。

~~~略~~~
県茶業研究センター調査によると、20代は「急須で緑茶を毎日飲む人」が2割だが、「緑茶を好む人」は他の世代と同様8割に上った。中村さんは「若者は急須でお茶を飲まないだけ。お茶離れではない。むしろ、興味はあるはず」と考えている。

~~~略~~~
茶道は明治維新まで男の文化だった。「お茶はなぜ女のものになったか」(紀伊国屋書店)の著者、加藤恵津子国際基督教大教授(49)は、維新でパトロンの 武士を失った茶道は衰退の危機に直面したと説明する。「そこで、新制度の女学校に通う良家の子女や、戦争で夫を失い生活の糧が必要だった女性に活路を求め た」。茶道は女のものとなった。

 そして今…。高度成長期に専業主婦になるという自己実現の手段として茶道を習った世代は高齢化した。女性は専業主婦以外に仕事や学問で自己実現が可能になり、茶道は必須ではなくなったかもしれない。加藤教授はそう推論する。

~~~略~~~
一方、起源の中国にはその姿はない。王朝が変わるたびに文化も変わるお国柄。1960年代からの文化大革命でも、富裕層の象徴として茶文化は破壊されたと いう。谷本さんは「カテキンだけでは世界で勝てない。静岡は茶文化を学び直そう」と強調する。「世界には、茶文化と歴史で勝負しよう」

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茶の知識を活かすには、活用するスキルを身に付けて

【受講生さんの声:オトクな時間へのヒントが詰まったお稽古でした!】

一昨日、うれしいメールを頂いたので^0^)/ 
みんなとシェアをしても良いか?と返事を書きました。

●お茶の間コミュニケーション講座の詳細はこちら。

その時の彼女からの返事が、こちらです。
  ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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わたしの感じたことが、誰かの参考となり、
より多くの方が、このコミュニケーション講座に参加され、
毎日をお茶を通じて、快適に生活するヒントを得て下さることが
あるとすればお役立てて幸いです。

お茶の入れ方やお茶の葉のブレンドのこと
お茶の葉の本来の賞味期限の見極め方など
知りたいことが沢山です。
また、小さな旅気分で電車にのって島田まで出掛けます。
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実は彼女、本当はお茶の知識を深めたい!と思い、
お茶の間コミュ講座に申し込んでくれたのだそうです。
が、しかし!
内容は、ちょっぴり違う・・・。「あれ、れ?」

「あ~、この年になって、自分のコミュ二ケーションなんて、
見たくない~~!!」って、当初は思ったそうです。笑笑

でも、回を重ねるごとに、
「あぁ、心が軽くなる。私に必要なものだった。」
モノゴトの捉え方を変えてみよう。
と変化していったのだそうです。

個人的には、お茶を扱う立場の彼女だからこそ、
お茶の力を自分の変化で実感できて、
このスキルがさらに役に立つとも思うのです。

そして私も、去年は、お茶の知識に関する講座は
殆どやらなかったけれど、
彼女とメールでやりとりしながら、

「やはり両輪なのだから、これからはまた、
私なりの、お茶の知識を増やす講座もやっていこう。」
そう思わせてくれました。

「お茶をいれる」と言うけれど、
所作としては、「お茶の味を引き出している」だけ。

お茶をいれながら、
目の前の人の魅力を引き出せる人に!
それが、お茶の潜在力です。

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 【お茶好きのための、お茶の間交流会】

お茶の将来性について、話をしませんか?
27日金曜 夜7時~9時 島田サロン
29日日曜 午後2時半~4時半 島田サロン・または、静岡周辺
 会費 500円

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久しぶりに、「これからの茶業」について

低迷する茶業界・・・。
お茶に対する愛情や、興味を持った人達は増える中、
業界全体としては低迷していくという、現実。

その中で誕生した、日本茶インストラクター制度。
その誕生からすでに、13~14年経っているのかな?
そして、何が変わったんだろう?と、考える。

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日本茶インストラクター制度が出来たおかげで、日本茶の基礎的な知識をいっきに学べる環境が出来ました。それはとても意義深く、インプットしたい人にとって、手っ取り早く進める高速道路。

でも、資格取得したところで、実は、高速道路がぷっつりと終わってたんだよなぁ~・・・。苦笑

だから、ただただ何も考えずに「伝える人になるために、日本茶インストラクターを一番で取ろう!」という私の目標は、意外なほど呆気なくストレートに達成したけれど、その高速道路の先には、な~んにも、道がなかった!!大笑

それは、残念なことに、当時も今も全く変わらない。^^;
だから、ただの資格ビジネスになってしまう。
私自身、時速200キロ位の高速運転だったため、どんづまりでそりゃもう~。大きく転んだ。全身打撲で思考停止。だって、欲しかったのは、「資格」じゃなかったんだもの。

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「茶業の活性化のために」という言葉を、色々な関係者が言っているし、みな本気で考えていると思うけれど、反面、打つ策はないとも言う。

個人的な意見だけれど、茶業が活性化するために必要なことは、この業界に新しい形態・役割の個人や会社が、きちんと業界と関わって、活躍していけるかどうか?という事実な気がします。

グリーンツウの会社だったり。新たな動きをする茶商だったり。お茶を表現する人達だったり。

今の私は、表現者の一人ですね。^v^

でも職業としては、表現者の認知って難しい。関係者からの評価も難しい・・・。

ずっと勝手にそう思い込み、「自分がやりたいだけだから。」っと、どこか引け目を感じながら、半漁人ならぬ、半茶人で甘んじて来たけれど、そうじゃないね。

私以外にもいる、お茶を表現する者たち。
私たちが、きちんと役割として産業と関わって行けるようになることが、茶業の活性化と深い関係があるし、そういう役割を担っていると考えています。

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だからこそ、『アウトプットのためのインプット』を!
そういう広がりのある“ 日本のお茶 ”を学びたい人はいませんか?

まずは、10/14 10/15に二子玉で始まる、シンプルな日本茶セミナーにいらして下さい。

日本茶の文化を伝える人になるために、
まずは、自分が日本茶文化に触れて行く。
自分のペースで・・・。

●私の行う日本茶セミナーの強みは、
多角的なモノの見方で日本茶を捉え、貴方の好きな世界で動けるようになることです。

=====================

≪ご案内≫
10月から東京・二子玉サロン(二子玉駅から徒歩5分)にて、シンプルに自分と向き合うお茶会(セミナー)を開きます。

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お茶をしながら、楽しくリラックスして、過ごしましょう。
自分を素直に味わう、新しいお茶の時間です。

スケジュール 

10/14 午前 10:30~12:00 
     午後 14:00~15:30
     夜   18:30~20:00 

10/15 午前 10:30~12:00 
     午後 14:00~15:30

■人数とセミナー料金 各回 ・5名様限定 ・4,600円 

お申し込み・お問合せは、こちらから。

こちらもぜひ、お会いできるのを楽しみにしています。

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お茶と牛肉と私

≪現状と感想≫

牛肉からセシウムが検出されて、改めて大きな波紋が起きていますね。
「やっと落ち着いて来たのに、まだ放射能の話をするのか~!」っと、茶業関係者から言われそうですが・・。^v^; (本当に落ち着いているのかも不明)

牛のえさが原因だということ。
どんな餌を食べさせたかは、畜産農家のモラルやまさか!という危機管理不足だったのかもしれませんが、本当に・・・。
現地の畜産農家の人たち、しんどいだろうな・・・。

と言っても、基準値を超えたものを販売して良いということでもないけれども。

≪農業って、どういうものかな?≫

出荷停止になっても、牛は生き物だから、ご飯食べさせてあげなくちゃいけないし。
牛を子供のような気持ちで接して育てていたとしても、やっぱり農業は換金するためにやっているわけで。
換金しない農業なんてのは、ないんです。
あるとしたらそれは、家庭菜園。^^

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今、わが家で畑を借りてたくさんの枝豆を育てているのですが、夏になったら枝豆が全く美味しくなくなりました。^^; (わが家の畑は、無農薬・半放置栽培!?^m^)
水不足か虫か。豆に茶色いシミが出来て、大きく生長しませんし甘みもありません。

家庭菜園は換金しませんから、お天道さんにおまかせです。
「出来た分だけいただきます。」という状態。

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でも、農業は自分たちが食べる分以上の作物や生き物を育て、換金できて完結。換金できなければ、継続できません。

≪代わりに作って頂く者(=消費者)としての姿勢≫

農家の人たちって、いったいいくらで出荷するんだろう??そのために、どういうコスト削減や多収の努力をするんだろう??

ちなみに、努力の方法は良くも悪くも色々な方向があり、それも作り手の考え方次第です。

「いったい、どれくらい(費用を含めた)手間をかけて、どういう考えでそれを育てているのか?」は、消費者(作って頂く者)として知る必要があるんじゃないかなと思う。

でも、流通が複雑な作物では、そういうことを教えて頂く機会がない。
だから私は、直販農家や直売所が好きなんだと思います。きちんとさかのぼれるからね。

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今回の放射能の問題では、セシウムが混ざった原因は、茶業関係者の意思とは全く違います。
でも、今回の件は、どこの県でもきちんとさかのぼれる直販農家ほど、土地と一緒に暮らしているため、他地域のお茶をブレンドすることも出来ず、本当に悩まれたと思います。

そして、農業サポーターの中でも、「地産地消・顔の見える農産物を!」と、今まで言ってきた方たちほど、現状がシビアで悲しんでいると思います。

私自身も、放射能のことを言えば言うほど、直販農家を追い詰めてしまうのかと悩みました。

たぶん、もっと原発に近い農家の人たちは、ものすごくシビアに悩まれているんじゃないかな。今年が良い悪いということだけじゃなくて、来年以降はどうなんだ?ということも含めて・・・。

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≪それでも、放射能の話をする理由は≫

でも、それでも、なぜまた放射能の話題をぶり返すの?というと、
「黙っているのが一番かしこい。」と茶業関係者が言うことにも、疑問を感じるからです。

一部の茶業関係者は、「3か月もすれば忘れるから、そっとしておくのが一番いい」というんですよね。

確かに、消費者は次々とマスコミが取り上げる新しい刺激に目移りして、すぐに忘れちゃうのかもしれないなぁと思いつつ、関係者がそう言ってしまっていいのかな?とも思います。

そして、消費者の一人でもある私は、その言葉があまり好きではありません。

「お茶は飲んでもらいたいけど、都合の悪いことは忘れてもらいたい。」というのは都合がよくてさ・・。きちんと知りたいと思っている消費者からすると、がっかりする言葉なんですよね・・・。

きちんと知りたいという消費者は、バッシングをしたいのではなく、きちんと知りたいと思っているだけで、どちらかというと大切にしなくてはいけない(未来の)お客さんなんじゃないかな?と。

私が茶業者しか受験資格がなかったイントラ1期生になった時、大きな問屋さんから教えて頂いたことの一つに「お茶の味が分かる人を作るとうるさい客になる。説明しなくても分かった気になっている客をたくさん作るといい。」というのがありました。

今の私なら、商売としては納得します。
たくさん売らなくてはいけない問屋業としては、重要なことでしょう。

でも、これを消費者の私が聞いて決めたことは、「私は既存の茶業には就職しない。」ということでした。

「たくさんを売る関係じゃない、シンプルな茶業って、なんだろう?」と考えると、やっぱり自分で作って販売する・伝える直販農家の形なのです。

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今回の問題は、直販農家ほどシビアな問題になり、私自身、お茶を預かり販売する者として対応を悩み、動きが止まってしまった部分もあるのですが・・・。

それでもやっぱり、私はきちんとさかのぼれる農産物が大好きです。

各地の茶農家も、すでに来年のための畑の管理をしています。

消費者もマスコミが騒いだ一時だけピリピリするんじゃなくて。良くも悪くもそんなにさっさと忘れちゃわないで、その後の畑の世話の様子や管理状況まで、見てて下さるとありがたいなぁと思います。

そして、全国で直販している農家の皆さん。
特に原発被害にあわれている東北方面の農家の皆さん。

農家が作った農作物が好きな人たちはたくさんいるはず。
地産地消を大切にしている人も、たくさんいるはず。
今、しんどいと思いますが、なんとか乗り越えてほしいと願います。

なんて、人のことは言っていますが、
自分のコントロールもできない私。
う~ん、私って口ばかりでかっこわるい。苦笑

一連の放射能の問題は、全て「後手」が原因で起きていることばかり。口ばかりで行動が遅い私自身も、甘さたっぷりで恥ずかしいです。

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品評会出品玉露の手伝いで、考えたこと。

先週、静岡県藤枝市岡部町の品評会玉露の出品茶を調整するための、手伝いというか見学に行ってきました。(本当は、関係者しか入れないそうですが・・。^^;農家の友人が誘ってくれました。感謝!)

「手伝い」なんて言っていますが、手伝える程のレベルでもありません。

それでも、まあ。
こういう時は人海戦術ですからね・・・。

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だってね、ツヤツヤの茶葉の中から、色の薄い茶葉をピンセットで、地道に外していく作業ですからね・・・。

人がいた方が、進みますよね。

手も動かしますが、口も動かせますからね。
色々な話も、伺えます。^^

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JAの職員さんに、お茶の見立てや香りについて、お茶の製造技術などを教えて頂き、盛りだくさんで勉強になりました。

岡部町は、静岡県で唯一の玉露産地で、大きく2つのタイプに栽培・製造方法が別れています。

一つは、茶畑に棚を作り覆いを被せ、自然仕立ての手摘みをする「本玉露」を8000キロ(面積8ha)。
2つ目は、茶畑の畝に30cmの空間を作りながら直接被覆をし、機械で刈り取る「刈り玉露」を12000キロ(面積9ha)の生産しています。(2009年度末の統計)

京都や福岡、三重と比べて、生産量はかなり少ないでしょうが、全体量の中で、古典的な棚作りの比率は多い方だろうと思います。(現在調査中なので、正確な情報ではありません。万が一違っておりましたら、申し訳ありません。)

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静岡の玉露生産量は減って来ていて、今の雰囲気だと、この棚作りの方法は、次の時代は作られないかもしれないなぁと思いながら見ています。

玉露とかぶせ茶の品質規定は、昨年頃からまた業界でも話題となっていて、ますます、あいまいになっていくのかもしれないという気配を感じていますが、それについては、またいつかお話できればと思います。

玉露の存在は、好き嫌い・賛否両論が大きく分かれるところでもありますが、個人的に思うのは、どうせ飲むならば、本物の高品質を飲んでもらいたいなぁ。

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正直、玉露は値段が張るお茶です。(現在小売店で、値段の安い(1000円/100g以下)玉露が販売されていたとしたら、逆に胡散臭いです。)

そこには、多くの農家の手間、資材と人件費がかかっているからでもあります。

それならば、人件費をかけずに簡単に玉露を作ればいいじゃないか?という話が湧いてくるのも、納得しますが・・・・。

過去記事『玉露は、栽培方法か、商品名か?』
私にとっては、無念さが含まれるところです。

「時代に必要とされるお茶を作る。」って、う~ん。
私にはまだ、答えは出せません。

全く新しい枠組みのお茶を作り始めるならば、「時代が必要としたお茶を作る」という発想は理解できるし大賛成なのですが、既存のお茶のイメージを拡大解釈するという方向に進むことには、買い手として何かひっかかるものがありますね。


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歴史を学ぶと軸が出来る

先月の大阪出張の際、袋布向春園本店さんで行われた、もちや様こと、橋本素子先生茶の歴史講座に参加しました。
テーマは、「茶湯(ちゃとう)って知ってる?」

なぜ、「結婚式とお茶」ではなく、「お葬式とお茶」がセットのイメージになったのか?お寺とお茶とお酒の話など、地味な話なのですが、おもしろい。
個人的には、お葬式のパッケージ化の経緯についてのお話は、とても興味深かったです。

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そう、歴史って、一見地味な話なんですよね・・・。(もちやさん、ごめんなさい!笑)

でも、歴史を知ると大きな流れが見えるんですよね。
なんていうか、基本に帰ることが出来るというかね。
発想がゆるく、のびのびとなるというかね。

しかも、今回は私が昨年10月17日に栃沢茶農家の皆さんと一緒に参加した、非公開の東福寺の開山忌、茶道の原型とも言われる四つ頭茶会の話も登場しました。

Toyugasira

あの時はフリーズして、記事にもできませんでしたが、写真撮っておいたおかげで、少し頭がほぐれました。ありがとうございました。

タイトルに、「歴史を学ぶと軸が出来る」としたのと、「発想がゆるくなる」なんて正反対に見えますが、歴史を学ぶと自分の言葉に根拠が持てるようになります。そうすると、柔軟に対応できるようになるんですね。私はまだグラグラですが・・・。^v^;

Yu

写真は、東福寺にて。この席って、だれもが撮影したくなる場所ですね。お気に入りの一枚♪

それにしても、今の時代に「日本式」だとか「中国式」だとか言ってることも、溯ると全く違ったりしておもしろい。頑なになる必要なんて全くないなぁと感じました。

というか、昔って今ほど、全てが厳密に分類なんてしてなかったんじゃないの?と、思える講座でした。

いいかげんが、好い加減。

残留農薬やら細菌やら、検査をすると妙に「ゼロじゃない」ということに過敏になってしまう私たち。よくよく考えたら、色々な微量成分を計る機械が発達したおかげで、今までなかったものが、見えるようになったおかげで、自分たちが暮らしづらくなってたりして・・・。

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あぁ、橋本先生の講座とは関係ない話なのですが、歴史を知るとそう思います。
細分化、階級化することで、利益を得る人たちっていたんじゃないかなぁ?茶道や煎茶道の流派だって、その典型だと思いますし・・。

(ちなみに、利益を得ることが悪いとは言っていませんよ~。次代へつなぐために、必要なことだと思います。)

などと言う話は現場でしたわけではなく、私が一人つぶやいているだけの話です。^^

それにしても、和歌山や徳島からも人が集まるなんて、橋本先生の講座は噛むほどに味が出るということが分かります。
少数精鋭講座、正直贅沢すぎます。ずるい!

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今回は、たふちんがブログで私の来訪を書いて下さったおかげで、2年前や1年前に行ったお茶講座に参加して下さったお客様や、お茶うけ屋バージョンの焙烙を買ってくださったお客様にもお会いできて、本当に光栄でした。^^ 

講座後、座談会?で話題になったのが、「これからのお茶」について。
つまりは、私を含む!若い人たちにとって、「かっこよく、尊敬出来る人生の先輩と、どこで出会えるのか?」は、かなり重要なテーマだと思います。

橋本先生の次回講座は、「中世の茶園について」
■3月20日(土)13時~15時  
詳細は、こちらから。 

マイ急須でお茶が何種類も頂けて、お菓子も色々と並びます。正直、贅沢すぎると思います!!いいなぁ、近くの方は~。

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色々な方と会うこと

今、お茶の調査の仕事で、関西・関東と動きまわっています。
色々な経営者の方とお会いしながら、お茶について、試飲しながらお話を伺っています。

調査の内容は詳しく書けませんが、お茶に対するイメージや意識はそれぞれで、静岡県内にいるだけでは、絶対に見えてこない世界が広がっています。

外を知ることで、改めて新鮮な気持ちで静岡県内にも目を向ける事ができ、とてもおもしろいのです。

お茶への意識だけではなく、経営の形や考え方にも様々なものがあり、改めて自分(個人事業主)を振り返る機会にもなります。

日本茶インストラクターになり、よく考えたら私の周囲には、多くの茶業経営者がいるわけですが、インストラクターという資格の前では「お茶好き」が共通項となり、なかなか、経営者としての深い考え方、お茶の捉え方のお話を伺うところにまでは行きません。

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そんな中、白形傳四郎商店さんのプランナーであり常務取締役の大塚さんから、会社としてのお茶に対する姿勢などを伺う機会がありました。

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お店に伺ったのは、実は初めて。^m^
傳ちゃんがお出迎えです。
(あ!写真の女性は、傳ちゃんではありませんよ~。笑

白形傳四郎商店は、今3代目の社長ですが、初代社長は遠方への行商から始めたのだそうです。2代目が宅配便の発達とともに通販の基盤を作り、3代目がアメリカで販売会社を立ち上げたのだそうです。

そういう意味では、世代とともに変化しているんですねぇ。
大塚さんは、「お茶屋は、お茶の機能性ばかりを頼ってお茶の販売をしてはいけない。」という思いが強くあるそうです。
「それは、薬局がやる方法。もちろん、お客様からの要望があるから、そういう商品も用意するけれどね。お茶屋として、もっと長い目で見て伝えなきゃいけないことがあるよね。まだまだやることはあるはず!」と、前向き♪

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めちゃ、かわいい♪クール傳ちゃんの茶碗。ほ、ほしい!

会社としての日本茶の捉え方と、その思いをカタログや便りの中でどう伝えしようとしているか?など色々とお話伺い、意見交換しとても有意義な時間でした。
なんていうか、会社も人だなぁと実感した時間でした。

あ!白形さんのブログ『傳ちゃんお茶日記』で私も紹介して頂いちゃいました。ちょっぴり勘違いがありますけれども、まあ・・。^^:

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傳ちゃんの茶缶も、かわいいなぁ。私なら何を入れるかな?

こういう会社としての心意気。

すごく地味で、すぐに売上が上がることじゃないですし、どちらかというと長くお付き合いする中でそういう思想(理念)みたいなものが、じわ~っと染み出てくるんだと思います。

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ANAのお茶として、空港で販売されている商品。
デカ箱が、気になります。その後、何を入れるかなぁ♪

個人的には、「何を買うか?」も大切ですが、「どこで買うか?」「誰から買うか?」もけっこう重要なポイントだったりするんですよね。^^

一消費者としては、自分が買うものを、
きちんと選べる、判断できる目を持ちたい。

私がお茶を通して伝えたいことも、そんなような感覚なんだと思うんですよねぇ。

さてさて、まじめな話はこれくらいにして。

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いただいたカレンダーの傳ちゃんがあまりにクールで、けっこうはまります。^^

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ね♪このクールなまなざしで見つめられたら、やられちゃいます。^m^)

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作り手の気持ち入り

11月末に、奈良へ視察に行った時に、
新しい茶さじと出会いました。

お茶の木で作られた、茶さじです。
茶の木はとても固く、細工をするのはとても大変だと聞いたことがあります。

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どれもこれも丁寧に作られていて、とても愛らしいんです。
作家さんからの便りが、添えてありました。

「一日に2~3本も作れないんだ・・・。
大きなスプーンが出来ると悲しくなるんだ。
こんなに太い木、切ったらだめだよね・・・。
でも、せっかく太くなったんだもの。
何かの役に立てたらね・・・。
茶すくいにいかがでしょう?」 略

どれも、木の形を生かしているので、
もちろん全て違います。

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どれもかわいかったのですが、最初に手に取ったさじがずっと気になり、購入。微妙なカーブで、右利きの人が使いやすく削ってありました。(実は、わが家の一人は左利きなので、フラットが一番使いやすいのですが・・・。^^;)

一緒に、たぶん同じ作家さんなのかな?
桜の木を使ったお皿も購入しました。

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こちらの便りには、
「桜の木を薄く切り過ぎたら、木が反ってしまいました。
でも、なんだかちょうどよく反ったので、お皿を作りました。
同じものを作ってほしいと言われても、ごめんなさい。作れません。」 
のようなコメントが添えてありました。
(私の記憶によると・・・)

確かに並んでいた皿は、木の形や太さが違うため、まちまち。

でも、ついつい一枚、買ってしまいました。^^
やっぱり、作り手のメッセージは大切。
けっこう響いてきますよね。

大事に使いたいと思います。特に茶さじは、使うほどに艶が出てくるので楽しみです♪

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ちなみに購入したのは、県立月ヶ瀬神野山自然公園の木工館です。中の食事処で、茶粥セットをいただきました。

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茶業の活性化。まずは足元から、では?

先日、ある地域のお茶関係者の会合に参加しました。
会合の目的は、茶業の活性化。
その地域のお茶屋さんたちが元気が出るような新しい事業の模索など、マーケティングの勉強会でした。

その集まりがどうということではないのですが、そういう茶業関係者の会合で感じる不快感があります。

出されるお茶が、『ペットボトル』だったりするんです。

だってね・・・。会合の目的は、リーフ茶の需要を伸ばすための作戦を考えること。それなのに、自分たちはその場でドリンクを利用するんですよね??

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そのドリンクは、その地域の組合やJAが作るものだったりすることが多いです。
「自分たちが作っているドリンクだからいいだろう。」というご意見かもしれませんが、個人的には、すごく疑問を感じます。

自分たちがリーフ茶を利用しないのに、生活者には利用してもらいたいと思うのは、ちょっぴりおかしな話ではないかしら?

行政や議会でも、使われるのはドリンクが多いです。
どうしてそうなっちゃったんだろう?(男女平等が原因かな、サミシイ。)と思うのですが、自分のことは棚に上げて消費拡大を訴えても、何も生活者には響かないのではないかなぁ?

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私は基本的にマイボトルを持ち歩くので、頂いたペットボトルがわが家にたまります。
これだけ、マイトボルの意識が高まっている状況の中、茶業関係者の意識は低いように感じます。

茶業関係者のご主人で、マイボトルを持ち歩く方って、どれくらいいるのかしら?
これからは、お茶屋さんの会合では給茶セットを用意して、セルフでマイボトルに入れたらどうかしら?

●リーフ茶に付随する手間を、どんな状況でも惜しまない。または、それに代わる代案を考える。
●マイボトルを利用する感覚を、身につける。
そこから、リーフ茶の価値が何か見えてくるんじゃないかしら?

マイボトルを持っている茶業関係者のご主人って、あまり見かけたことがないけれど、実際のところどうなんでしょうね~?

持って出掛けますか?


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「お茶を楽しむ」って、どういうこと?

掛川市が、「お茶のまち掛川宣言」をしました。そして11月8日を、「いい葉」というゴロ合わせで、お茶の日と制定しました。

私は6日のシンポジウムのパネラーとして伺いました。(静岡新聞記事リンク)パネルディスカッションは時間もなくあまりお役に立てなかったかもしれませんが、個人的には、依頼を受けてから席に座るまでの半月ほどの間に、色々と考えました。

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基調講演の相川香さん。

本来飽き性だった私が、お茶に興味を持ち静岡に移住して11年。
全く飽きもせず、楽しくてますます深く入り込んでいく理由はなんだろう?と考えました。

11年前と今の大きな違いは、なにか?

一つ上げるなら。。。
以前は映画鑑賞や美術鑑賞など、きちんとした『趣味』がありました。それが今は、『特定の趣味』がなくなってしまったように思います。

それでは、無気力になったのか?というと大きく違います。毎日、けっこう楽しんでます。
今は、『暮らすこと』そのものが、趣味だ。という状態です。^^

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公園でお茶をしたり、直売所で見たこともない野菜を購入して料理したり、養鶏場の卵とスーパーの卵で作る目玉焼きの違いを見たりすることも。(めっちゃ、ちっさい!)
もちろん、パートナーと一緒に、お茶を淹れて飲む時間も・・・。

暮らすことに関して、何をしてもとにかく楽しいのです。

まあ、「食」にかかわる部分が特に好きなのは確かですが・・・。^^;

そのために、具体的な『趣味』というものがなくなり、たぶん「趣味は何ですか?」と問われたら、「暮らすこと、です。」と答えることになるでしょう。

『お茶を楽しむ』とは、お茶関係者の中ではいつも使われる言葉ですが、それってどういう意味なんだろう?と疑問を持ったことはありませんか?

お茶の味だけを追求するのでは、きっと飽きてしまうでしょう。ますますマニアックに、ヒステリックになって行くばかり。

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でも、私の周辺の、私の大好きなお茶好きたちは、深くなるほどにだんだんとお茶の味や香りに対して、寛容になって行きます。もちろんお茶に飽きた訳ではなく、ずっと深く深く、日本茶を大切に思っています。

きっと、自分なりに味や香りを追求した後は、『お茶を楽しむ』=『暮らしを楽しむ』に、意識が変換されているのではないか?と思えるのです。

すでに、暮らしの中に、お茶が必ず存在しているからこそだと思います。

「お茶が暮らしに魔法をかけているのかも!」と一人自分を振り返る、良い思考の時間でした。

まぁ・・・。暮らしが趣味だというならば、もう少ししたら、部屋の片づけも「たのしぃ~♪」と喜んで出来るようになる日が来るかもしれないねぇ。^v^;)

まだまだかしら・・。><)

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