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日本茶の魅力は、製造技術の繊細さも。

日本茶の多様性は私自身も楽しみにしている未来ですが、私が日本茶の凄さを実感するのは、現在作られている、蒸し製煎茶の技術です。

イメージしてみて下さい。
お茶は乾燥物ですから、製造過程で、水分はとにかく抜いて行きたいわけですが、蒸し製というのは、わざわざ最初に「水分を足す」という、一見余分なコトをしています。
本来なら、水分をとにかく引きたいと考えるところ、一度は足してそれから引くのです。

釜炒り茶と比較すると分かりやすいのですが、釜炒り茶は、摘んだ生葉を軽く干して水分を飛ばし、さらに熱釜で炒りながら水分を抜く。基本的にずっと抜くだけですね。

蒸し製煎茶の製造は、とても効率が良いとは思えない作業をするのですが、でも、これがないと、日本の主流の煎茶にはなりません。蒸す時間はたったの数十秒から数分の世界なのに、そこで大きく世界が作られています。
しかも、マイナスから始まり、最後はプラスに持って行くための工夫がお茶の製造にはたくさん含まれています。

この製造プロセスを見ていると、私たち日本人はムダな作業の中から、新しいものを創り出す、チカラや美意識を持っている気がします。

お茶好きな方の中には、深蒸し茶を否定される方もいらっしゃいます。昔の山吹色のお茶は良かったと。

私はそうは考えていません。この、水分含有量から考えると、たくさん水分が付着している生葉を扱う深蒸し茶の製造技術は、几帳面な日本人にしか出来ないのではないでしょうか。

小さな製造過程の違いよりも、私はこの蒸し製煎茶の技術が、日本茶の技術の凄さだと思っています。しかも、この蒸す製法は中国から伝わって来ましたが、中国では消えてしまい、日本だけで改良されながら今に至っているものなんですよ。世界で唯一です。(逆輸入で、現在は中国でも蒸し茶を作っています。)

ちなみにもちろん私は、山吹色の浅蒸し茶も、釜炒り茶も紅茶も大好きですよ。(*^_^*)

さて、熱く語ってしまいましたので、今からお茶でも頂きます。笑

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お茶の間トレーナー

金澤木綿

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お茶日記」カテゴリの記事

コメント

1週間に1回ブロクに登場するようになりましたね。フェイスブックなどしない者にはうれしい情報です。週1でもいいので少し続けてもらえるとうれしいです。

投稿: ちゃびちゃん | 2015.10.23 08:10

◆ちゃびちゃんへ^^
いつもありがとうございます。はい、そうしますね。色々なところにバラバラにあげている茶話の中から、ぽろりぽろりと。^^ 

投稿: ゆう | 2015.10.27 10:14

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