« 2013年11月 | トップページ | 2014年1月 »

2013年12月の5件の記事

楕円の思想~あぁ、中庸とはそういうことか!~

同じく、五木寛之氏の「無力」より

●戦後の思想家、花田清輝氏の「楕円の思想」とは、
ひとつの中心を持つ真円ではなく、二つの中心のある楕円。ルネサンス的思想というのは、その中を揺れ動く楕円の思想のようなものである。

●「楕円の思想」を、五木氏流に解釈をすると、
自分を中心とする縁のなかで物事を決めるのでもなく、両論ある中でどちらかに決めるのでもない。あるいは、二つの円が重なる場所にいるのでもない。二つの中心点を持つ楕円があって、その時その時によって、力点が移動していくイメージ。
  ~省略~
つまり、中庸の芯というのは楕円の二つの中心のあいだを絶えず動いて移動している。中庸とは、真ん中で静座しているという考え方ではなく、うろうろしているからこそ中庸。これが中庸の解釈の仕方だろうと思います。

向こうの事情も分かるし、こちらの事情も分かる、という感覚が中庸でいるということ。

とてもイメージしやすくて、とても優しい表現。人間的だなぁ。

●無力とは、そういう「力ではないちから」を指す。
中庸を固定的にとらえない。揺れながら動き続ける。これを、無力といっています。

無力(むりき)と無力(むりょく)は違う。自力でも他力でもなければ、完全他力でも完全自力でもない。頭のなかでは他力に身を任せると決め、納得もしている。でも身体のほうは必ずしも自力を捨てきれない存在でもある。そのなかで揺れ動く自分というものを無力(むりき)と納得している。

悟った“風”でもなく、でも自分を諦めている訳でもなく。自分に対する愛おしさを感じているような・・・。しょうがないなぁと思いつつ、でも日々精いっぱい努めて行く感じ、かな。いいなぁ~、この感じ。柔らかくしなやかに強い。

●自力の先の、他力の先の、無力とは、前向きで自在な姿勢・とらわれない生き方

無力(むりき)というのは、無力(むりょく)の状態を認識して、揺れ続ける動的な生き方を肯定し、そのなかで何かを目指そうとする。前向きで自在な姿勢、生き方です。

どちらか片方の力にに引っ張られることのない、とらわれない生き方です。

若い頃の私ならば、こう言われても納得しなかっただろうなぁ。自分の力、努力で全ては為せばなる!という気持ちが強かったから・・・。でも、今はなるほどっと思う。

「自分の努力だけではムリなこともあるよね。それはそれで仕方がない。とはいえ、だからと言って、手を抜くってことじゃないよね。他力の風が吹く時を見極めて、帆を揚げる準備をしておこう♪」というような、力みのない淡々とした前向きな姿勢。

とても仏教的な考え方なんだろうけど、とても気持ちが楽になり、しかも前向きで動的な意識になれる考え方ですね。

おもしろかったなぁ。

===============
2014年  1/10(金) 新年会開催
墨田区向島 古民家ワインショップ&バー「お静」にて

美味しいワインと、美味しい料理。
もちろん、いくつかの日本茶を。
そして、真空管アンプから流れる、
透明だけれど温かみのある音楽。

そんな心地よい空間で、一年の抱負を語りませんか?
初めましての方、大歓迎です。

お好きな音楽、お茶、ご自由にお持ちください。

参加費 5500円(全部含む)
お申し込みはこちらから。⇒ お問合せフォーム

===============
お一人でもお気軽に、
お友達と一緒も喜んで♪ぜひいらしてください♪
お待ちしています。

金澤木綿

| | コメント (0)

「無力」が良い感じ。MURIKI、ね♪

五木寛之氏の「無力(MURIKI)」を読みました。
「無力」と書いて、「むりき」と読みます。

もともと人間は、考え方ひとつにしても非常に動的な存在です。何があろうとひとつところにとどまって変わらない、ということはあり得ません。
 自力であれ他力であれ、そのあいだで揺れ動く状態を否定的にとらえるのではなく、人間はその二つのあいだを揺れ動くものであるととらえる。自分はどちら側なのだ、と頑張るのではなく、肩の力を抜いて、不安定な自分のふらつきを肯定するのです。これが「無力」という考えの根本です。
 肯定とは、もうこれでいい、とすることではなく、揺れ動く状態にあるという現状をしっかり認識することです。

●ハーフではなく、ダブルで考える●

自分の地域に根差しきれない感覚と、地域に対する愛着。移住の民の自分と、この地が好きで暮らしているという自分の矛盾。静岡特産品のお茶が好きなのに、伝統的なお茶の世界に違和感を感じる私。
『どっちが、本当の自分なの??』

と考えていたけれど、人はそうやって揺れ動いているものだと理解出来たら、どっちが正解?ではなく、どちらも含んでいるのが私、と言えるようになります。
「半分が移住者で半分がローカルな意識の、半人前×2」ではなく、「移住者の視点を持つ私と、この地を愛する私の「二人(ダブル)」の自分」が存在していて。

つまりそれは、両方ひっくるめた存在が、私となる。

この文章を読んだだけで、カラダが軽くなりました。
お茶に興味を持って15年。学ぶほどにお茶のとらえ方や価値や意識が変化していく私。ブレている、以前と違うと言われながら、「でも、今の私はそう思うの。」としか言えませんでしたが、それで良いんですよね。

その変化は自分の中の経験や知恵になって、厚みになっていくということかもしれないですね。つづく。

===============
2014年  1/10(金) 新年会開催
墨田区向島 古民家ワインショップ&バー「お静」にて

美味しいワインと、美味しい料理。
もちろん、いくつかの日本茶を。
そして、真空管アンプから流れる、
透明だけれど温かみのある音楽。

そんな心地よい空間で、一年の抱負を語りませんか?
初めましての方、大歓迎です。

お好きな音楽、お茶、ご自由にお持ちください。

参加費 5500円(全部含む)
お申し込みはこちらから。⇒ お問合せフォーム

===============
お一人でもお気軽に、
お友達と一緒も喜んで♪ぜひいらしてください♪
お待ちしています。

金澤木綿

| | コメント (0)

口に出せますか?自分の本音。

秋から「観光地域プロデューサー養成講座」というのに参加しています。昨日は、6人の忘年会。
と言っても親しいメンバーではなく、私の場合はほぼ全員に対して、「初めまして」という状態でした。学生から経営者、NPO運営者までと幅広いメンバーで面白いです。

一次会の後、メンバーの自宅で2次会に。
結局、みんな終電まで話をしていました。おもしろかった!

メンバーの参加目的は、地域起こし・地域活性の方法を学び実践して行くことだと思います。元々意識がそこにある。だからか前日行われた、別の地域活性関係の講座にも、私以外の5人は、本当に偶然だそうですが、顔を合わせたそうです。

色々とみんなの話を聞いていて思うのは、私は「地域」というエリアに対する意識がないんだなぁ。(それなら、観光地域プロ~講座なんて参加するな!と言われそう。^^;)

とことん「日本茶」のみ。
ここで言えば、「日本茶の活性化」が目的なのだ。
一つのエリアに対する思いがない訳ではないけど、そこにどっぷりとはならない自分。地域というより、地域のお茶活性。今私が住んでいる「静岡県」という愛着はあります。そして、静岡県は全国でも特殊に、県内全域にお茶がある県。

だから一つのエリアに絞れないんですけどね。茶産地という小さなエリアの集合しているエリア(静岡県)に対する愛着があります。(あ、ややこし!)

ただ、なんとなくそういう、自分の中の“後ろめたさ”のような気持ちも、口に出してみました。そういうことを言っても良い空気があったから。この気持ち、実はずっと思ってきたことでした。

人が集まると、前向きな方向の話に進みます。
もちろん、そういう主体的なメンバーが揃うのだから、当然と言えば当然。

でも実は誰しも参加目的のどこかに、「私、困っているんです。」という気持ちもあるんじゃないかな?

積極的な人たちは、「困っているからこそ、
前向きに何かに参加して学ぼう!」と考える。

だから、『今、自分が困っていることを口に出来るか?自分で理解しているか?』これって、大事だなと思った、昨晩の忘年会でした。

困っていることが明確になるほど、
解決策に対するアンテナも立ちますもんねぇ♪

===============
2014年  1/10(金) 新年会開催
墨田区向島 古民家ワインショップ&バー「お静」にて

美味しいワインと、美味しい料理。
もちろん、いくつかの日本茶を。
そして、真空管アンプから流れる、
透明だけれど温かみのある音楽。

そんな心地よい空間で、一年の抱負を語りませんか?
初めましての方、大歓迎です。

言葉は口に出すと、自分にスイッチを入れてくれるんですよ。

困ったことを解決する方法でもいいし、
2014年にやりたい事でもいいし。
小さな目標でも、大きな目標でも。
自由に言葉にして行こう。

きっと、一歩が軽くなるから♪

参加費 5500円(全部含む)
お申し込みはこちらから。⇒ お問合せフォーム

===============
お一人でもお気軽に、
お友達と一緒も喜んで♪ぜひいらしてください♪
お待ちしています。

金澤木綿

| | コメント (0)

やっぱり、リアルにお茶したい!

だんだんと、年の瀬が迫ってきて慌しいですね。
あぁ、あと、ほぼ10日ですよね。
いかがお過ごしですか?

以前の私なら、胃がキリキリしてくる頃。
あぁ、あと10日しかないのに、
○○も、■■も、△△も終わってない!!と。
毎日ブルーになる年末です。

今年は、どうかというと。
胃が痛くなるようなカラ回りはありません。

お茶を飲む時間をちゃんと作れているか?
が、一つのバロメーターになるんです。

当たり前ですか?

なかなか、お湯を冷まして、淹れて待つ。
簡単なのに、簡単じゃないんですよね。
気持ちの問題として。

やりたいことはたくさんあるから、
年末に出来るだけ、いらないモノを捨ててしまわなくてはね。

言葉で書けないけど、気持ちはグルグル。
会って話が出来るのが、一番いいですね。

ずっとネットを使ってきましたが、
やっぱり、リアルで集まってお茶をするのが、
お互いの意思疎通には一番なんですよね。

だから、来年は、セミナーやお茶会やらを
定期的に開催することにしました。

====静岡県 初セミナー=========

2014年は、藤枝のSBS学園でセミナーを開きます。
まずは、2月22日(土) 日本茶コミュニケーション講座
ご参加お待ちしています。

お茶飲みながら、お茶を学びながら、
自他コミュニケーションを体感しませんか?

====東京 開催決定!=========

第五回 茶農家のお茶会 @自由が丘「古桑庵」
開催日 2014年 2月12日(水) 10:00~ 
テーマ 「新年の茶会」 お雛さまとともに

●同時に、茶会サポートスタッフ募集中です。

==================

| | コメント (0)

未来に向けて、今。感謝 :お茶うけ屋のメルマガ83

こんにちは

ごぶさたしています。
お茶うけ屋のかなざわゆうです。

あっという間に、師走も・・・。ですね。

お元気ですか?
メールでは、返事は返って来ないので、一方的になりますが、
この場では、書きますね。^^;

先日、ある会社の喫茶部に農園茶を紹介しました。

そこで出す無料のお茶に、どこまでこだわりを見せられるか?
無形のおもてなしを、ちらりと見せるには、
お茶は、やはりとても良い気がしています。


さて、ここからは来年に向けて。
突然のメールの方は、驚かれるかもしれませんが、
よかったら、ご覧くださいね。


お茶うけ屋始めてから、3年です。
最初の新茶期は、震災の2011年。

自分の不甲斐なさもたくさん味わいました。

それから2年間、特にこの1年半。
自分を深く見つめることで、自分軸の確認をしてきました。

そして、自分らしくありながら、周囲の役に立つ方法はないか?
自分の一歩が、周囲の一歩にも繋がる方法はないか?

と考えてきました。

お茶うけ屋の形は、最初は販売屋ではなく、
お茶を脇から盛り上げるプロジェクトのような活動名と
ホームページの位置付をしていましたが、
いつしか、個人的な販売ページになってしまっています。

おいおい、ずれてるよ。と、自分で突っ込みながらも
どう整理していいのか?何がやりにくさを感じるのか?
答えを出さずに、ずるずると来てしまいました。
おかげで、どうしてもやる気の継続が出来ずにきました。


商品を購入する、イベントに参加するという形で
応援して下さった皆さんと、 何をするか分からない、お茶を広めたい!という私の想いに 賛同して、協力して、応援して下さった農家の皆さんに。 まずは、何よりもお礼の気持ちを伝えたい。 ありがとうございました。 メルマガソフトがうまく活用できないことに甘えて、 なかなかメルマガを出さずに来てしまいました。 新しいソフトを購入し、来年に向けて移行しようと思います。 その間にすっかり、素のかなざわは、 フェイスブックで出しまくっています。^^;

メルマガも、またお茶に関して思うことを書いて行きますね。 ============== 今、来年からの動き方について、リニューアルを考えています。 ■ホームページを新しくします。 お茶の良さを広めたい。というのが、お茶うけ屋の活動の根っこ。 お茶の良さってなに? 品質?美味しさ? 私の中では、誰かとお茶を淹れて飲む時間が、 心穏やかに心豊かに暮らす方法になる。 それが、コミュニケーションを取るということだと感じています。 どうやったら、関わってくれる人たちと一緒に、 お茶の良さを広めていけるんだろうか?と模索してきました。 自分を殺さず、自分らしくありながら、
周囲の役に立つ方法はないか? この1年半、コミュニケーションについて深い学びをしてきて、 私が今まで言語化出来なかったお茶の魅力、
コミュニケーションについて、なんとなく、
模索しながらお伝えできるようになって来た気がしています。 これから、ホームページのリニューアル準備もしていきます。 うまく行かないことが続いても、
それでも諦めずにチャレンジできることに 私のパートナーや農家仲間に、感謝しています。 ■飲み手も農家も、会員制にしようと考えています。 私のライフワークは、農家と飲み手をつなぐこと。 でもその間に入っても、物販業での売り上げに
広がりは見込めません。 それをするには、たくさん売らなくてはいけないし、 私は在庫管理など、細かい整理が苦手です。^^; だから、間をつなぐ役を担いたいというのが、
当初からの目的でした。 それは今も変わらないのですが、
方法は変えていこうと考えています。 仕組みについては、もう少ししたらお話させて頂きます。 イメージは、農家・飲み手両会員の皆さんにとって、
役に立つことをやりながら、 私の感じている「お茶の素晴らしさ」を表現し、
広めて行こうと考えています。 一杯のお茶は、自分や他人とコミュニケーションを取る為の、
効果的な方法の一つです。 長くなってしまったので、今日はここまで。 また、そのうちに。 あ! 告知です。 =========== 来年 2月12日(水)   第5回茶農家のお茶会@古桑庵「新年の茶会」 ============== 開きます!ぜひ、ご予定空けて、いらして下さいね♪ ありがとうございます。 かなざわゆう

| | コメント (0)

« 2013年11月 | トップページ | 2014年1月 »