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「お茶を生業とする」=「生き方提案業」・・記録

今、色々な物を捨てる作業をしています。そうしたら、平成17年3月業界誌向けに書いた投稿記事を発見しました。

捨てる前に、記録として書き写します。
今、自分に一番言い聞かせたい文章です。


「お茶を生業とする」=「生き方提案業」

「日本のお茶を伝える人になりたい!」と日本茶インストラクターの資格を取得して早くも6年が経ちました。何のご縁もない静岡で、これだけ伸び伸びとお茶の勉強をし、生きてこれたのは、生産者を含む多くの茶業関係者の皆さまに受け入れ、支えて頂けたおかげと心から感謝しています。

現在の私は、お茶の水先案内人として、お茶を生活の中で楽しんで頂けるように日本を含む世界のお茶文化講座や、産直農家の販促のお手伝い、グリーンツーリズム等お茶に絡んだコーディネータ的な仕事をさせていただいています。

茶業界の特定会社への就職を頑なに拒み、しかし「お茶を趣味ではなく、なりわいとして生きていきたい」というのはどういうことだろうと考え続ける中から、まだまだ未熟ながらも、自分の仕事の意味が少し見えて来たように思います。

バブル崩壊後、私も含め自分なりの生き方を模索する人たちが増えてきました。様々な価値観が認められるようになり、それに伴って色々な生活スタイルが生まれています。

そんな多種多様に広がった生活スタイルの中で、「より貴方らしく暮らすために、こんな方法でお茶を利用すると生活がもっと楽しくなりますよ!」というご案内をするのが私の役目であり、お茶を生業とする茶業界全体がもっと意識すべき視点ではないかと思います。

専門店で言うならば、お客様の様々な価値観・生き方に合わせた提案をするということです。お茶に興味を持った当初は、「専門店とは品ぞろえが多い店」だと思っていましたが、本当の専門店とは買いに来てくださるお客様の生き方に合わせたお茶の利用方法をきちんと提案している店だと思います。

茶葉を売っているだけでは、何をどこで買ってもただの「お茶」になってしまいます。お店の創り出す価値感に共感したお客様が、お店に通ってくださるのではないでしょうか。専門店のあり方は一つではなく、自分のお客様を改めて知ることで、方向性や店の個性が見えてくるのだと思います。

逆に産直農家は、土を耕して暮らす「農業」という自分たちの生き方を伝えることで、その暮らし方に共感して下さった方が茶葉を購入してくださいます。つまり両者は茶葉の販売をしながら伝えている内容の発想が全く違うという事です。

ペットボトルはお茶ではない、なぜ本当のお茶の美味しさを分かってもらいないのだろうと嘆いている方もいらっしゃいますが、ペットボトルは利用している生活風景を描く事ができます。ご自身のお茶は、生き方の提案をしていますか?

インストラクター制度ができ、「高級茶の普及」という意味では県内でも様々なイベントに参加できるようになりました。非日常をお茶で演出するということは素敵な役目だと考えていますが、それだけではやはり足りません。

それぞれの専門店が共感して下さったお客様の「365日24時間お茶生活」のお世話をすることが、お茶の普及には一番大切なのではないかと考えています。

そして、私自身の生き方・価値感にも何かを感じていただけるように、自分もきちんと成長していかなくてはいけないと、改めて背筋を伸ばす思いです。

それにしても、「お茶」を選んだことで、自分がこれほど成長出来るチャンスに恵まれ、本当に楽しく、幸せ者だなぁとしみじみ感じています。
お茶パワーってすごいですね!   終

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さぁて、私はちゃんと成長しているの?

色々な課題を乗り越えて、「お茶うけ屋」という発信基地を作ったのだから、もっともっと一つずつ、思いを形にしていこう。

とりあえず、今日もお茶を一杯。^v^

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コメント

お茶がおいしい季節になりました。
いっぱいのお茶を飲むのにも淹れるときに毎回わくわくします。
私は淹れ方がうまくないから毎回お茶の出方が違うのです。
それなりに工夫して、「今度こそ…」とひとくち口に入れる時の
楽しみがいいですね。

いつもおいしいお茶を淹れてくれる友人がいますが、その人が
お茶を入れに立つときはわくわくします。
そんな風になりたいと思っています。

投稿: チャグママ | 2011.09.17 18:17

◆チャグママさん
淹れるのも飲むのも楽しいですよね。^^
なんせ、めったに私も「く~!絶妙なり♪」っとなりませんので、だいだいは甘めな採点で、合格点をあげてしまいます。笑
でも、「あの人のお茶は美味しい」と誰かに認識されたならば、それはもう♪^^
お茶好き冥利に尽きますね~!!私も目指しましょう。^v^

投稿: ゆう | 2011.09.18 22:27

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