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人の歴史と自然の歴史を重ねてみる

急に暖かくなりましたね。
今日も、お茶飲んでますか?^v^

先月末に、中世の喫茶文化史を研究されている、橋本素子先生の一日集中講義を受けた際に、宇治茶の歴史についても再度確認する機会がありました。

宇治茶の歴史を知るということは、今一般的に言われているお茶の歴史を知ることと重なり、蒸し製煎茶の誕生、玉露の誕生など色々と登場してきます。

それらが、なぜ登場してきたのか、その背景を紐解くような講義でした。

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その中で先生が言われたことに、「宇治茶が続いているのは、当時の危機的状況の中から新たな製法や、ルールが作られたから。」という話がありました。

橋本先生の講義はおもしろく、宇治茶の歴史にも人の息づかいが感じられて、歴史が生きています。^v^
茶の湯のはじまりについて伺った時には、終わった後に拍子抜け。
「あ~ら、そうなの。そんなものなの。」と言ってしまいました。笑

あ、話がずれました。^^;

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ずれたついでに、講座の様子を。お茶まつりにもアフロで手伝ってくれたAさんが、私の名前の由来になった「河内木綿」の法被を持ってきてくれ、女性陣は記念撮影会。^^ なかなか、かわいいから欲しいなと思ったら、値札見てびっくり!@v@

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お菓子とお茶もすごく盛りだくさんで、企画準備をして下さった、ネクスティの典子さんに感謝!静岡から行った2人は、かなり充実した旅になり、大満足でした。

話を戻しまして、橋本先生は以前から、「これから起こるお茶の新しい動きは、京都ではなく静岡からだと思う。」と言われていました。その理由を聞いたことがないのですが、なるほど。

今、茶業で言えば、宇治茶産業が危機的状況ではなく、静岡茶産業が危機的状況。^^;

がんばって生み出す時なのですね!私もがんばろう~♪P^0^q

そして別の日に・・・。

向笠園で恒例の哲学者の内山節先生を囲んで座学をしました。

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その時、内山先生が、「歴史の大きな転換期の裏には、自然界の大きな影響を受けていて、変わらざるを得ない状況に追い込まれていることが多く、人間の歴史に自然の歴史を重ねると、見えてくるものがある。」というようなことを、話して下さいました。

今回の震災は、まさにそうなんだと思います。

内山先生ご自身は、もうずっと昔から、今の暮らし方について問うてきましたが、ここ数年は「人の意識に変化が見えて来た。」と言っていました。

毎年ご一緒するある農家の方が、「内山さんがずっと言って来たうねりのような変化は、少しずつ少しずつ起きるのかと思ったけれど、否応なく、ぐぐっと向きを変えられたような感じだ。」と言われていました。

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納得、納得。橋本先生の宇治茶の講義を思い出しました。^^ 危機的状況で変化が起きるんだものね。

橋本先生に、「これからのお茶は、どうなるんだろう?」というような疑問をつぶやいた時に、「それは、100年か200年経ってみないと分からない。」と言われました。

今しか生きていない私たちは、今一生懸命に模索するだけなのかもしれないけれど、未来の人たちには、私たちが模索した結果の転換期が見えるのですね。

そう思うと、やっぱり。

「今」をがんばろうね。

あ、また力みすぎちゃった。笑

とりあえず、お茶飲もうかな。



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コメント

ゆうちゃん、わざわざお越しいただき、ありがとうございました。
人の歴史と地球環境との関係について考える学問分野もございます。実は覆下茶園も、もともとは霜よけ・・中世後期からの地球の低温化傾向に対応せざるをえなくなった結果から編み出されたものだと思われます。
状況厳しいからこそ、そこを打開するために人間は知恵と工夫をめぐらすのです。
日本は今、いっぱい頭をつかわなくちゃいけない時期にきているのだと思います。

投稿: もちや | 2011.04.17 08:00

◆もちやさん
こちらこそ、有意義な旅となり感謝しています。
友人も、とても講義がおもしろかったと言っていました。さらに、あの京都・大阪の旅で本業につながる新たなご縁が出来たそうで、茶縁の流れを喜んでいましたよ。^^

厳しい状況だから次を創りだす。
私も頭使って行動します。^v^

投稿: ゆう | 2011.04.18 09:04

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