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「お茶の鑑定」勉強会の考察

2月は逃げるというらしいですが、本当に逃げちゃった~??><
あなたは、いかがお過ごしですか?

もう半月ほど前の話ですが、日本茶インストラクター資質向上勉強会に参加しました。
午前中が師匠でもある、茶商?いや・・・。
文化人的茶商の時田先生による、茶経に書いてある茶の鑑定について。
午後からは、ワインソムリエ白鳥智香子さんのテイスティングと、その後実践。

参加してよかったです。
準備して下さった皆さま、ありがとうございました。

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写真は意味なしです。^^

時田先生の講和では、茶の鑑定は良いところも悪いところもきちんと理解した上で、あえて欠点を、ただ欠点として評価しないことが大切だという話を聴きとりました。

私の文章よりも、ずっと分かりやすく書いてあった知人のブログをリンクさせてもらいますね。

以前、先生から「あなたは甘い。」と指摘されたことがあったのですが、きっとココの部分だろうと思いながら伺いました。

お茶の鑑定は哲学、だから全てに通じます。
時田先生は、茶経から陸羽(茶経の著者)の人間性が読み取れると言っていました。

『良し悪しを理解した上で、良し悪しを評価しない』ことが大切なのですが、私は良し悪しを理解していないから、評価しないという方法を取っている、そこが甘い!と指摘されたのだと思います。

ちなみに、茶経の別の章には茶道具について書いてあり、
陸羽は、野点の茶では、道具はあるものを代用しながら簡略にしてもよいが、広間での茶は、一つでも欠かしてはいけないと言っています。

「簡略」は、手抜きをしてはしょることではないということ。手抜きは自分に甘い証拠だと、時田先生は言ってたんだなぁと、過日の電話を思い出しながら聞きました。
思い当たる節がいっぱいあるので、反省モードで伺いました。^m^;笑

午後のワインソムリエの白鳥さんのお話もとても分かりやすく、はっとさせられました。

Dsc_0013

写真は、品種の香りを表現した食べ物なんて分かりやすい表現!

●ソムリエは、何のために存在するのか?
●ソムリエのテイスティングは、何のために行うのか?

ソムリエは、きちんと自分の知識や技術を使って、立ち戻る「場」があり、それらは全て自分のいる「場」のお客様のためにある。

ソムリエの役目の一つは、茶商さんが検茶をして荒茶を買うのと同じです。だから、判断軸は「おいしい・まずい。上等か、否か?」ではなくて、「私の店に、私の店のお客に必要か・否か?」

それぞれが、立つ場があるから判断出来ることです。
あぁ、ドキッとしました。
すぐに、「じゃあ、私だったら?」と問いかけました。

Dsc_00111

そして、もう一つのソムリエの役目は、ワインを効果的に生かすこと。これは技術だけではなく、感性の部分も含まれてきます。
きっとこの部分は、茶商さんよりも私も含め、多くのお茶好きさんの方が得意なところでしょうね。^^

もっともっと、鑑定力をアップさせたい!と思いながら帰って来ました。つまりそれは、人間力をアップすることにも通じるのだから。

まずは、シンプルなものを、意識して淹れて飲むこと。
コレに尽きます。
だから私には、単一農園茶が大切で必要なんです。

作り手の皆さん。いつも、ありがとうございます。

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コメント

自分の鑑定力、というか、味覚の無さ(?)にどうしたもんだか・・と思っている私には【良し悪しを理解した上で良し悪しを評価しない】なーんて神業です。なるほど、"シンプルなものを意識して"ですね。日々精進♪します。

投稿: tomo | 2011.03.02 21:58

◆tomoさん
鑑定って言われると難しいけれど、
好きか嫌いか?と、
違うことが分かるか?
ということが分かれば、
けっこうしあわせに生きていけますよね~♪
はい、シンプルな方がいいですよ~ん。

投稿: ゆう | 2011.03.03 18:53

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