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「お茶を楽しむ」って、どういうこと?

掛川市が、「お茶のまち掛川宣言」をしました。そして11月8日を、「いい葉」というゴロ合わせで、お茶の日と制定しました。

私は6日のシンポジウムのパネラーとして伺いました。(静岡新聞記事リンク)パネルディスカッションは時間もなくあまりお役に立てなかったかもしれませんが、個人的には、依頼を受けてから席に座るまでの半月ほどの間に、色々と考えました。

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基調講演の相川香さん。

本来飽き性だった私が、お茶に興味を持ち静岡に移住して11年。
全く飽きもせず、楽しくてますます深く入り込んでいく理由はなんだろう?と考えました。

11年前と今の大きな違いは、なにか?

一つ上げるなら。。。
以前は映画鑑賞や美術鑑賞など、きちんとした『趣味』がありました。それが今は、『特定の趣味』がなくなってしまったように思います。

それでは、無気力になったのか?というと大きく違います。毎日、けっこう楽しんでます。
今は、『暮らすこと』そのものが、趣味だ。という状態です。^^

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公園でお茶をしたり、直売所で見たこともない野菜を購入して料理したり、養鶏場の卵とスーパーの卵で作る目玉焼きの違いを見たりすることも。(めっちゃ、ちっさい!)
もちろん、パートナーと一緒に、お茶を淹れて飲む時間も・・・。

暮らすことに関して、何をしてもとにかく楽しいのです。

まあ、「食」にかかわる部分が特に好きなのは確かですが・・・。^^;

そのために、具体的な『趣味』というものがなくなり、たぶん「趣味は何ですか?」と問われたら、「暮らすこと、です。」と答えることになるでしょう。

『お茶を楽しむ』とは、お茶関係者の中ではいつも使われる言葉ですが、それってどういう意味なんだろう?と疑問を持ったことはありませんか?

お茶の味だけを追求するのでは、きっと飽きてしまうでしょう。ますますマニアックに、ヒステリックになって行くばかり。

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でも、私の周辺の、私の大好きなお茶好きたちは、深くなるほどにだんだんとお茶の味や香りに対して、寛容になって行きます。もちろんお茶に飽きた訳ではなく、ずっと深く深く、日本茶を大切に思っています。

きっと、自分なりに味や香りを追求した後は、『お茶を楽しむ』=『暮らしを楽しむ』に、意識が変換されているのではないか?と思えるのです。

すでに、暮らしの中に、お茶が必ず存在しているからこそだと思います。

「お茶が暮らしに魔法をかけているのかも!」と一人自分を振り返る、良い思考の時間でした。

まぁ・・・。暮らしが趣味だというならば、もう少ししたら、部屋の片づけも「たのしぃ~♪」と喜んで出来るようになる日が来るかもしれないねぇ。^v^;)

まだまだかしら・・。><)

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コメント

まだまだ勉強が必要な身にも関わらず、「お茶の味や香りに対して、寛容になって」いっていいのだろうかと日々考えています(苦笑)。ヨーロッパに暮らすことで、日本茶を「楽しむ」ことについては、随分勉強になっていることは確かです。味香りも大切に(ちゃんと勉強し)、バランスとっていきたいと思います。

投稿: TTDK | 2009.11.09 04:59

ゆうさんと同じ
『お茶を楽しむ』って
生きてる事を楽しむ事だな~って感じます。
どんな環境のもとでも 一杯のお茶を
飲むとホッとする。
忙しい時も うれしい時も 辛い時も
緊張する時も。。。
そこに自分なりのお茶哲学を
見つける事が出来て満足出来て
人生を楽しむ事が出来たら最高だな。。って 
いつも思います。
色んな意味でお茶に感謝しちゃうなぁ~。
いいテーマなので思わず書いてしまいました。

投稿: たふちん | 2009.11.09 13:09

◆TTDK様
海外在住だからこその感覚って多いでしょうね!それはもう、体験されている方にしか湧いてこない感覚でしょうから、毎日大事にしてくださいね。
個人的には、海外旅行したい~!!^^

◆たふちん様
本当に、そうですよね~。なかなか理解されにくいのかもしれませんが、この感覚を知らないまま、多くの人が年を取るなんて、本当にもったいないなと思いますよね。^^
とりあえず、「お茶に携わる自分はどう生きるのか?」と問いかけると、毎日色々あるけれど、納得いくように生きましょう!って、思いますよね♪

投稿: ゆう | 2009.11.09 21:46

私は、外出しなければ、一日8杯ぐらい(マグカップで)緑茶を飲みます。そのたび、お茶を楽しもうって意識はしていません。たまに、今回はちょっと渋いかったかな、とか、寒いからもう少し熱いお茶の方が良かったかな、とかは思いますが。ただ、たまにお菓子とかいただいたときなど美味しい「お茶うけ」があると、お茶を楽しもう!って気持ちになります。これって、お茶自体を楽しむより、「お茶うけ」を食べることを楽しむのか、それとも両方でしょうか?

投稿: 幸茶 | 2009.11.13 05:54

◆幸茶さま
私も特別、お茶を楽しもう!と思って動いている訳ではないですよ。^^
お茶、飲もう♪って思うだけで。
しかも、「お茶飲もう!」っと思った時には、同時に「何食べよう?」と連動しています。
自分もどっちが先かは、わかりません。^^;
ただ、私が言ってる「お茶」は、液体を指している訳ではないなと思っています。

投稿: ゆう | 2009.11.13 20:48

「『お茶を楽しむ』とは、お茶関係者・・・」のお茶関係者=茶業関係者(茶葉売る人)ではなかってです。うっかりしてました。自分の前のコメントの最後に「それとも雰囲気?」と追加しておいてください(笑)。茶業関係者なら「お茶を楽しむ」より「飲んで」欲しいですから。「お茶を楽しむ」と「お茶を飲む」は相反することではないが、ニュアンスはやはり違いますね。
しかし、茶文化がお茶の需要増につながるのでしょうか?まったく、つながらないとはいえませんが、その成果がでてくるころには、日本の茶業はどのようになっているのやら。

投稿: 幸茶 | 2009.11.14 09:52

◆幸茶さま
そうですね。今の茶業をそのまま盛り上げることは難しいですよね。それは今までやってきた中で作ってきた結果かもしれないですし。
個人的な意見としては、「お茶を楽しむ」=お「茶を淹れて飲む」だと思いますよ。農家さんたちが「飲んでほしい」というのが、ドリンクという形態でも良いならば、「楽しむ」は必要ないかもしれませんよね。
「リーフで飲んでほしい」という希望は分かるのですが、例えば。

農家「軽トラックが欲しいんだけど。」
営業マン「ベンツの軽トラックがいいですよ!」
農「ベンツじゃなくていいよ、別に。軽トラは荷物が乗って畑に行ければいいんだから。」

となるでしょう?リーフのお茶もそんな感じかな?
だから、その時に営業マンが、

営「ベンツの軽トラなら、事故った時にボディーが固くて怪我のリスクが低くなるし、ベンツなので気分的にもリッチですよ。しかもベンツなのに軽トラだから、保険も安いんです!」
と言ったら、どうでしょう?

それでも、「でも絶対にベンツにする理由がないよなぁ~。」と思うでしょうが、ちょっとは「へぇ~!」ってなりませんか?
営業マンは、ベンツの持つ魅力(文化)を使って話すけれど、結局はベンツの軽トラを買ってもらいたいんですよね?茶業者と同じです。
リーフのお茶にもそういうものが必要なんじゃないかな~?
リーフのお茶(特に上級茶)を買う魅力が生活者には薄くなってきている(見えない)と言うことだと思うんですよね。ドリンクがあるわけですから。
営業マンに、「とにかくベンツの軽トラ乗ってくれればいいから。」と言われても、買えないですよね~・・・。^^;
ただ、どう頑張ってもベンツの軽トラが売れる台数は、スズキの軽には及ばないから、今というよりも、これから厳しい時代なのだと思うんです。><)
うまく伝わったかどうか分かりませんが、そんな感じです。
でもお茶には魅力がたくさんありますから、私は売れる台数が少なくてもベンツの軽トラを新しく「荷物を乗せたいと思っている人」に届けたいなと思うんです。

投稿: ゆう | 2009.11.14 15:01

ベンツの軽トラックですか、確かに乗ってみたいです。でも、試乗だけですよ。
軽トラックにはエンジンとハンドルとブレーキと座席がついた車体があればOKですし、近場ならこれで遊びにいくことができるし、人を乗せてドライブを楽しめることもできることを知ってもらいたいです。お茶でいえば、お湯と急須とリーフの茶葉と湯呑といったところです。
ドリンクのお茶は、生理的な水分欲求を満足させるためにあるだけで、座席の無い軽トラックです。物を運搬する用途だけの車ですので、好きにはなれませんし、「楽しめる」要素がないものには、新しい魅力(需要)が生まれないのではないでしょうか。
あまり、まとまったコメントでなく、すいません。

投稿: 幸茶 | 2009.11.17 22:40

◆幸茶さま
こんばんは!そうですよね♪楽しめる要素がないものには、新しい需要が生まれないというのに、同感です♪
『ドリンクのお茶は、座席の無い軽トラックです。』
そうですね。幸茶さまにとってのお茶は、「心身ともに良い影響を及ぼす飲み物」ってことですよね。私も同じです。そういう意味でドリンク茶は、半分の役割しか果たせない飲み物なのかもしれないですよね。^^
ありがとうございました。

投稿: ゆう | 2009.11.18 21:27

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