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都市伝説:「農家が一番おいしい物を食べている」の正体とは?

「農家は、一番おいしいものは自分たちで食べて、お金を稼ぐための農産物は手を抜いている。」

こんなことを言ったら怒られそうですが、この手の話、どこかで耳にしたことありませんか?

私は、あります。^^ これって、消費者側から出る声だと思うのですが、どういう意味なんだろうと考えた事があります。

先日、静岡市清水区両河内のおざわ製茶さんに、相談があって寄らせていただいた時のこと。

ヒトミさん  「今年も栗の渋皮煮を作ったのよ。食べる?」
私      「食べたいです♪今年の初栗です。」

ということで、お茶と一緒にいただきました。(話はずれますが、この時2008年度産のお茶を頂いたのですが、コクがあっておいしかったです。^m^) 

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この栗が、本当に美味しくて。(渋皮煮については、おざわ製茶さんのブログマガジンへどうぞ。)
作り方は豊好園のおばあさん直伝らしいですが、風味がよく甘味もちょうど良くて、本当においしいかった。 

近しい関係の方には、作って差し上げることがあるため、最近多めに作るのだそうです。(そして、娘さんの大好物なのだそうです♪)

夕方、1時間ほど話をしていたのですが、その間におざわ製茶さんの電話がなりました。近所の農家さんが『栗の渋皮煮を作るために、質の良い栗が手に入ったら私も欲しい。』という内容のようです。

みな、『渋皮煮を作るために、質の良い栗を探す』のですよ。

「農家が一番おいしいものを食べている」という都市伝説的な話は、「出来た物を買って食べているのではなく、新鮮な質の良い素材を選んで、自分たちで作っている」ってことかもなぁと、会話を聞きながら思いました。

そりゃ、おいしいに違いないよね♪

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この栗の渋皮煮。「美味しいなら販売してくれればいいじゃないか!」と言われそうですが・・・。

不特定多数に販売するとなると、保健所などの関係で簡単にはいきませんし、それ以上に、製作費用を計算するといったいいくらになるんだろう?笑

結局、「お金で表現出来ない価値」なわけです。それが農家の暮らしにはたっぷり含まれている。

「お金で表現できない価値」なだけに、作り手としては不特定多数にお分けすることも出来ないですし、相手が不明なままに作ることが出来ないように思います。

「農家が一番おいしいものを食べている。」という都市伝説は、つまりそれだけ、家族(小さい関係)のために手作りしているモノが多いということかな?と。

加工することも手作り。でも野菜を育てること自体も人の手。作った物を近しい人たちと交換しながら暮らせることが、お金では交換できない「おいしさ」の正体にも思います。

そして、私はそういう農家的な暮らしが、大好きなんだなぁと思います。

ちなみに、こういう暮らし方は、生活環境(農家・会社勤め)とは、あまり関係のない話。まあ、鮮度の良い素材を選ぶ目は、農家の方が肥えているでしょうが。^^

せっかくの実りの秋。
あなたも誰かのために、自分のために、
何か、手作りしてみませんか?

それかね、近い関係になれるように農家と長くお付き合いするってことも、一つの方法かもしれませんね。

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今年も自分で栗の渋皮煮を作りました。すごく新鮮な栗を発見!本当にラッキーでした。)*^0^*( 

おいしぃ~♪今年は大成功です。

長くなっちゃったけど、最後まで読んでくれてありがとうです。


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コメント

私も渋皮煮作りました。渋皮のスジ?をとる快感がすきです。
私のは砂糖多め、シロップでテカテカしています。もちろん自分のために!
今の時期の青いミカンも好きです。

投稿: ひらめ | 2009.09.27 17:04

ご近所のおば様が道に落ちたイガから栗を取り出してました~「20個くらいあったわよ」勿論自分の山の木から落ちた栗ですよ。我が家の山の栗は、去年は猿に持ってかれました~(ーー;)
今年は先に取ってしまうぞ~~

栗、さつまいも、今夜は山いもでとろろご飯、明日はむかごご飯。秋って太るよね~
ゆうさんは太ったくらいでちょうどいいけど(*^_^*)

投稿: 清沢 | 2009.09.27 23:14

すごーく美しい渋皮煮に感心しています。季節の一番乗りですね!
品が良くて緑茶にふさわしい色合いです。
鬼皮がきれいにむけて、実を傷めてないところもすばらしいです。
この皮の剥き方を見て、きっと今という時間が充実しているのだなと想像しています。

私のほうはスパムメールがはいって、認証後にコメントをアップすることにしましたので、一応お知らせしておきます。

投稿: ちゃぐまま | 2009.09.28 22:03

◆ひらめ様
スジ取るのが快感なのですね。私は、シロップの中で渋皮の割れた実を、ギリギリまで踊らせずに糖分を浸みこませる火加減を見ているのが、めちゃくちゃ好き!^m^)お互い、変なやつですが、二人はやっぱり、「お茶うけ隊」だよね♪
あ、そんな隊はなかったっけ?笑

◆清沢さま
むかごご飯、おいしいですよね~!!大好きです。スーパーで買うむかごは、香りがないのですが、放置茶園で拾ってくるむかごは、ものすごく香りが強くていい~!
あ~、むかご拾いに行きたくなりました。山はいいなぁ。でも自分の山があるから、山がいいのでしょうね~。^^; うらやましい。

◆ちゃぐまま様
奥の栗の渋皮は割れてしまっているのですが、3日かけて糖分を浸みこませました。新鮮な栗だと、鬼皮がペロンとむけるのでしょうか?とても簡単にむけたんですよ。^^
料理好きなちゃぐまま様に、そう言っていただけると、嬉しいです。
はい、なんていうか、じわ~っと毎日充実しています。ありがとうございます。^^

投稿: ゆう | 2009.09.28 23:13

☆ゆうさんへ☆

私も渋皮煮 作りました~!

今年、岐阜の市川さんから新栗を送ってもらい、初挑戦しましたが、根気のいる作業を繰り返し繰り返し・・・美味しい渋皮煮ができましたっ!


お茶うけにして楽しんでます^^

そしてそして、

気づけばむかごの季節ですね!!

私も毎年近所に拾いに行ってます。
旦那さんに「むかごハンター」って呼ばれるくらいむかご採りが好きなんです*^^*
見つけるのが楽しい!!!

むかごご飯も好きですが、むかごのバター炒めも美味しいです。

投稿: 綾茶 | 2009.09.29 17:03

◆綾茶さま
初挑戦でしたか!成功してよかったですね♪
私はネットで見て適当に作っているのですが、市川さんの本場の栗ならば、さらに美味しいでしょうね~♪

むかごハンター、良いネーミングですね。^^
私も採るの大好き!
でも、抜けてる性格が出るようで、胸ポケットにむかごを溜めているのに、毎回下に落ちたむかごを拾おうとして、ポケットの中のむかごをばらまいてしまいます。^^;
バター炒めもおいしそうですね。醤油でじゅ~っとやりたいですね。^m^

投稿: ゆう | 2009.10.01 01:31

渋皮煮の写真、すごーくおいしそう(^^)
旬の栗、輝いてますね

私は、あの後、なかなかうまくいかなくて、今年は甘露煮にしました。時間ができたら、パウンドケーキでも焼いてみようかと思ってます。

ところで、この記事に共感して、追記のようなものを、今週号の私のブログマガジンに載せました。お時間あるときに、覗いて見てください。

今度、OB会で集まるときは、手作りの茶請け持参というのもおもしろいかも。ゆうちゃんのプリンをリクエストしたいわ。

投稿: とっぺ | 2009.10.03 08:43

◆とっぺ様
ブログ、拝見しました。^^
大量すぎると難しいんですね。
私も1キロで作りました。
ところで、渋皮煮のシロップはいつもどうするんですか?
私は、全て再利用しましたよ♪

投稿: ゆう | 2009.10.04 00:56

渋皮煮のシロップ・・・・。

いつも、もったいないなーと思っていただんだけど、ゆうちゃんはどういうふうに再利用するの??

ぜひ、教えて!!

投稿: とっぺ | 2009.10.04 08:46

◆とっぺ様
ほとんど、砂糖はシロップに入ってるわけですもんね。^^
近く、記事にしますね~♪

投稿: ゆう | 2009.10.05 00:00

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