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茶道の「炭手前」とウインドサーフィンの「風」

今日の記事は、ある意味自分の備忘録のようなものです。ですから、用語の間違いや本来の解釈と違っておりましても、ご容赦ください。^^

今日は、茶道の稽古。初めて炭手前をさせていただきました。(と言っても私は客の方でしたが)

炭手前は、亭主が種火の様子を見て、その場で判断して、炭を配置する。
炭をどこに置き、どういう流れで火が移っていくのかをイメージすることで、亭主は茶会に必要な炭の量と位置を見極める。

客は、その炭の配置を見たり、風炉や釜から出る音や気配を感じながら、会話の長さや拝見の時間を調節することが出来るかどうか?が大切だと教えていただいた。

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そうは言っても、実際現場(稽古)でお茶を頂いていても、音がすることは分かっても、釜が何を云おうとしているかは、私には分からない。

「だって、目に見えないんだものねぇ。」

茶会の途中で、炭が今、どれくらい燃えているのかは、目で確認して見ることは出来ません。感覚が大事。

稽古の後、家でパートナーとお茶を飲みながら、炭手前の話になりました。

「目に見えないものを、見ているようにするのって、どうやったら出来るのかなぁ?そういえば、ウインドサーフィンの風は目に見えないけど、どうやって見ているの?」

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「ウインドする人にとっては、風は見えているよ。海面や砂、雲の様子、身体に当たる圧、音なんかから、感じ取れるから。」
「でもそんなの、すぐに出来ることじゃないかもね。数やってかないとさ。」

なるほどね~。
茶道も先の長いお付き合いになりそうな気配。

ウインドサーフィン歴20年のパートナーの言葉。
「風を見極めて、その時に張るセイルを決めて、張る力を調節する。風はいつも一定じゃないからね。でも、その中の一点を探ることはおもしろいんだよね。茶道もウインドも同じだよね。」

そうそう、塾長も同じようなことを言った。
「同じ種火の状態は、2度ないからね。あと1mm外だったか!など、炭の手前はおもしろい。」とかって・・・。

メモしたくなる事がたくさんあったのですが、パートナーとの会話をメモするのもなんだか変?と思い、今急いでブログを書いています。

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「ウインドサーフィンも茶道も似てる(ありのままの自然と向き合うという点)」というのが、昔からパートナーの持論でしたが、今日はウインドと茶道の違いについてポロリ。

「ウインドは、自分自身の考え方を育てるのには有効な方法だけれど、人との関わりはない。茶道はそこに相手がいてくれることで、人との間合いなんかも感じれるようになるんだろうね。」

本当にそう思う。ウインドに限らず、一つのことを追求していくと自分自身の考え方は養われる。でも茶道は「自分」だけじゃない世界。それがとてもおもしろい。

「自分のためにお茶を淹れる。」のと、「相手のためにお茶を淹れる。」どっちが、お茶として嬉しいのか?と聞かれたら、私は後者だなあ。

それにしても、毎回感じるのですが、稽古の後のパートナーとの会話がとてもおもしろい。
忘れないように記録しておきたい。この時間が、毎回の稽古をさらに深くしてくれます。

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昨年まで、5年ほど山の茶畑を借りていました。(持ち主の意向で返すことになってしまい・・。く~!><)今の私には、絶対に畑作業が必要だから!としつこく通わせてくれたのが我がパートナー。
正直、当時は収穫をしない茶畑の世話をすることの意味や目的、目標が分からず、パートナーとケンカばかりでした。

今は、なぜ私に畑作業が必要なのか?というのが、なんとなく理解できる。^^;
本当に、ありがたい。パートナーに感謝。m(、、)m

もう一つ、とても自分にとって良い茶道の師と出会えたことも・・・。茶畑がなくなった今、出会えたことも・・・。本当に偶然じゃないと思う。^^ありがたい。

長くなってしまいましたが、本日は備忘録ということで、お許しください。


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コメント

茶道の先生との出会い
とても良い関係なのが伝わってきます。

パートナーさまも茶道をされているのですか?
私も、もし学ぶなら、夫と行きたいです。
(夫が行きたいかどうかは、わからないですが)

もしも何か良い情報が、ピン!とひっかかったら、
教えてください♪

ありがとうございま〜す!

投稿: もりりん | 2009.07.09 22:44

◆もりりん様
出会いって、タイミングですね~。おもしろいです。
ちなみに、パートナーは茶道をしていませんし、知らないのですが、私が稽古で学んでくる感覚と同じようなことをいうんですよね。

彼のウインドサーフィンをして得られる考え方が、茶道的な世界とけっこう似ていておもしろいんですよ。
なので、稽古後の復習にいつも話し相手になってもらっているのです。^^

実は、個人的に茶道に対しては、好きなところと嫌いなところがありまして。手放しでおすすめ出来るわけでもないのです。
だから、先生との出会いがとても大切かなっと。最初から教室に通わず、茶会などで出会いを待つのも方法かなと思います。

投稿: ゆう | 2009.07.10 01:06

茶道もウインドサーフィンもその他の物でもその場で感じる風景があると思います。
ちょっと違うかもしれませんが、お茶の機械や梱包機が壊れると数ある部品の中でどの部分の不具合かが不思議とわかるんです。
ここをいじれば直りそう!やきっとここだ!という。
目に見えている部分とそこからのタイミングのズレなど目に見えないものを辿れば故障部分に行き着くのは当たり前なのですがそれとは少し違う。
でもこれは説明できません。長年機械をいじっている私にしか感じ取れない「何か」なのです。
見えるものが全てではない、は何事にも共通かな?

投稿: かおり | 2009.07.10 18:52

備忘録とありましたが、私はこういうさりげない日常の感じたことっていいな〜と思います。
私の日本茶好きは子どもの頃から始まって
いったんとぎれ、5、6年前からこだわりが
ふたたび目覚めました。
その時々の風景、状況、におい、風などささいなことでもその後の自分に役立っているんですよね。

これから何年かした後、私は日本茶とどんな関わり方をし、どんな味わいを楽しんでいる
人になっているのか、今からちょっと楽しみです。

投稿: 佐久間ちかこ | 2009.07.10 21:39

◆かおり様
きっと一つのことに深く入り込んだ人にしか見えない世界なんでしょうね。^^
作業員と職人さんの違いって、そういう物を感じ取れる人かどうかってことなのかもなぁと思ったりしています。

10年間ずっと茶道をちょっぴり敬遠していた私ですが、今茶道を始めたことで、今までの10年の意味が少しずつ分かるようになってきました。
茶道が全てと思わないのですが、今もう一度自分のお茶バカ頭をリセットして、全て初めてのこととしてお茶の稽古をするのがとても心地よいです。^^

◆佐久間ちかこ様
昔は、種を蒔いたらすぐに収穫したいと思うタイプでした。お茶に携わったことで少し変化してきた気配・・・ぐらいをやっと感じれるようになってきたかな?苦笑
なんて先の長い世界だろうかと、思います。^^;
でも、日日も楽しく、何年か後もまた、楽しみになるなんて、ラッキーですよね♪
だから、変化していく自分の思考を残したくて、ずっと「お茶日記」を付けているんです。
お互いに自分が楽しみ!だなんて、私たちってシアワセ者ですよね~♪^m^

投稿: ゆう | 2009.07.11 13:32

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