« チチキカク。陶芸作品展 | トップページ | なくなる前に、ぜひ!茶の博物誌 »

味と、記憶。釜炒り茶

実は、この宮崎県の釜炒り茶を頂いたのは、昨年の出版記念講演の時。
頂きながら、なんとなく手を出さずに、置いてありました。(○○君、ごめんなさい。m(、、)m) 

そんな中、最近『書家サーファー』の知人が、わが家に来てくれるのですが、2回目の訪問時に、このお茶を開封して淹れました。

3171

久しぶりに飲んだ釜炒り茶の独特の香り。

いっきに、「懐かしさ」が体中に染み渡りました。

染み渡ったと言うよりも、込み上げてきたと言うのが、正直な感想かな?この感じは、静岡県の釜炒り茶では味わえないものです。

ずっと以前、パートナーと一緒に暮し始めた時、車に布団と荷物を積み込み、九州の茶農家さんを回る『お茶の旅』をしたことがあります。^^;(その昔は、一人で青春18切符を持って嬉野の釜炒り茶や窯元巡りをしたこともあります。)

お金はないのですが、時間はある。だから、大阪からフェリーに乗って、福岡県に入り、宮崎県の釜炒り茶、五ヶ瀬町の農家さんたちと交流をしました。

本当に、今考えるとおかしいのですが、初めて会う農家さんと宴会をしたり、なんていうか、いくつも工場を見せてもらったり、次に見学できる農家さんを紹介してもらったり。

熊本県の釜炒り茶と玉露、

宮崎県の釜炒り茶、

福岡県の星野村の玉露、

岡山県の美作番茶に、

島根県のぼてぼて茶。

一緒に焼き物の窯元巡りや郷土料理も意識しながら、帰りはず~っと車で帰ってきました。

お金はないので、時には車で寝泊りしたりもして。^m^)(日本は温泉が各地にあるので、十分に旅は満喫できます♪^m^)

一時の釜炒り茶の盛り上がりが落ち着いていた私でしたが、一心園さんの釜炒り茶を頂いた時、いっきにその「懐かしさ」を思い出した感じです。

私は本当に、たくさんの茶農家さんにお世話になっていると、つくづく感じます。

それは、テクニックの上達ではなく、『記憶の蓄積』という形で、私の中に蓄えられている。この記憶を積み重ねるという楽しさは、お茶の味と同じで、じわ~っと時間と共に染み出てくるようです。^^

たった一杯のお茶ですが、私にとっては記憶を呼び戻した一杯でした。
今年は、久しぶりに宮崎の釜炒り茶『五ヶ瀬みどり』も頂いてみようっと♪

新茶の話題もありますが、

とりあえず、今日も一杯。

おいしいお茶を、ごちそうさまでした。

にほんブログ村 グルメブログ お茶・紅茶へ にほんブログ村 グルメブログ カフェ・喫茶店へ ブログランキング・にほんブログ村へ

|

« チチキカク。陶芸作品展 | トップページ | なくなる前に、ぜひ!茶の博物誌 »

お茶日記」カテゴリの記事

コメント

 私も釜香のしっかり入ったお茶って大好きです

 それにしても、一杯のお茶で、そこまで感じさせてくれるお茶って最高ですね。

 時田さんの”喉が渇いたら水を飲め心が、、”
 そのものです。

投稿: まるひ | 2009.03.31 23:48

ゆうさんの記事を見て、私も、手元に大事にしまっている宮崎の釜炒り茶をこれから開けてみたいと思います。私の実質的なお茶のスタートは釜炒り茶との出会いでした。色々教えて頂いたたくさんの農家さんや、お茶屋さん、そしてインストラクターの先輩、仲間、もちろんゆうさん、皆の顔が浮かんできます。うーん、お茶の記憶ってすごいことですね。

投稿: TTDK | 2009.04.01 00:24

◆まるひ様
本当に、そうですね~。
彼のために開封したお茶だったのですが、自分の方がじわ~っと喜んでしまいました。友人もとても気に入ってくれてました。^^

◆TTDK様
そちらだと、貴重なお茶でしょうね。茶縁はすごいね~♪楽しいですよね。皆がつながって行ければいいな~。

投稿: ゆう | 2009.04.01 12:30

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/217466/44376875

この記事へのトラックバック一覧です: 味と、記憶。釜炒り茶:

« チチキカク。陶芸作品展 | トップページ | なくなる前に、ぜひ!茶の博物誌 »