« 全国茶サミット出店ブースより | トップページ | 直売所を利用する楽しさは。 »

全国茶サミット:伊藤園のこれから。

全国茶サミットでは、伊藤園副社長の講演後、相川香さんのナビゲートのもと、私もパネラーの一人として座らせていただきました。

牧之原市長の緑茶トークはこちらから

伊藤園さんは本気で農業に関わっている。橋本副社長のご講演を聴いていると、もうヒシヒシと「企業の本気」が伝わってきて・・・。何にもいえませんでした。やっぱり、すごいです。

講演内容は、以下の3本仕立てでした。
◎今日の農業について感じること。
◎伊藤園の現状と茶業界
◎我々メーカーが何を考え取り組んでいるか。

1314_2

今の茶業(栽培・製造・加工)は全く生産性が悪く、まだまだ効率化という点から見ても改善の余地が多いとのこと。

●栽培においては、一番茶から(新芽を摘むのではなく)完全に葉を開かせたものを刈り取る。機械化をする。

●工場に関しては、年間稼働率を上げるために、工場のラインを合理化し、仕上げ加工まで含めた一貫したラインを作り、通常の工場と同じように年間雇用で働ける体制を作る。

などなど。異論もあるかもしれませんが、飲料が主力商品の伊藤園さんの作戦としてはいいのでしょうね。伊藤園さんは日本の農業を守る(茶の自給率を守る)という大義名分を背負っています。

確かに集約型として農業は残りそうですが、現状のお茶の良さは、ペットボトルの味と同じで薄まりそうな栽培製造です。^^;

しかも『効率化』を言われた段階で、山の農業はどうも相手にされてないようです。^^;

それならば、山は山のやり方を探したらいいですね。同じスタイルを目指す必要がないわけです。だって、ペットボトル茶に期待されてないものを、山のお茶は持っているわけですから。

私は長期的な目標として、それを形にして、人に見せられるようにしたいです。簡単じゃないけどね~。それが私の役割かな~とも思っています。

それにしても、やっぱり伊藤園さんは歴史に残るすごい会社です。

伊藤園さんは、急須(道具)を使って飲むお茶とペットボトルは共存できる関係だと言われました。 またどんな形のお茶であっても、日本茶を飲む人口が増えれば、その中からある一定の人数が、急須のお茶に進むだろうとも、楽屋では言われました。私もこの2点には同感です。

これからの茶業。なにより大切なのは、自分で考える&行動。かな~?受身&他力では、これからはやって行けませんね♪

1311

31日には、ブースの音楽担当、DJ HASUIKEさんと一緒に写真撮りました♪彼。こんな顔してますが、実は仕事用のスーツ姿。写真撮りたい~と言ったら、カバンの中から、おもむろに帽子が!^0^) 元気になってよかったです。

1312

韓国茶道の体験もありました。忙しくて入れず残念。

1313

喫茶楽塾も、大好評!
ちなみに2日間とも天気予報を外して、開催時間中はあまり雨が降らず、ラッキーな状態でした♪


にほんブログ村 グルメブログ お茶・紅茶へ にほんブログ村 グルメブログ カフェ・喫茶店へ ブログランキング・にほんブログ村へ


|

« 全国茶サミット出店ブースより | トップページ | 直売所を利用する楽しさは。 »

お茶日記」カテゴリの記事

これからの茶業」カテゴリの記事

コメント

お疲れ様!ブースもにぎやかで楽しそうなイベントでしたね。行きたかったな~

そろそろ「あの話」を詰めて行きたいのですが今月お時間とれますか?
一度お会いしてお話したいです!

投稿: ゆみっぺ | 2009.02.02 09:54

scissorsお疲れ様でしたnote

「伊藤園VSかなざわゆう」は残念ながら拝見できませんでした。またオハナシ聞かせてください。
(写真拝借しますcoldsweats01

投稿: HASUIKE | 2009.02.02 11:39

企業として伊藤園さん方針に納得する部分あると思いました。山のお茶の残り方に関しては、カリスマ茶農家が必要だと思います。(すでにそうなって来ている気がします。)18年度の静岡市の荒茶生産量は4,180トン、静岡県の10% 全国の4.5%カリスマ茶農家だけでは維持出来ない量です。量より質を目指せば良いと思いますが、もう一つ静岡市には有利な点があると思います。それは海抜0~3000mと標高差がある事です。海(日本平)・里(美和)・山(梅ヶ島)それぞれ乗用摘採出来る2ヘクタールづつ、合計6ヘクタールの茶園面積を管理した人間が10人集まり、里で60ヘクタール分の生葉を揉む事が出来れば、鹿児島よりコストを安く品質の良いお茶を生産出来る可能性があると思います。計算上の理論にしか過ぎないですが・・・(静岡県内には、標高差を利用して、これに近い事をすでに実践している農家さんもいますね。)

投稿: ochao | 2009.02.02 23:09

ゆうさん、ご無沙汰です・・・

企業には企業の論理があり個人経営には個人経営の論理が・・・

物事計算通りにはいかないものです・・・

企業が効率化を目指すなら、我々は非効率化を・・・「これでもかっ!!」って言うぐらい手間と経費をかけたらどうかと・・・f^_^;

投稿: 極茶人 | 2009.02.03 00:42

◆ゆみっぺ様
そうですね~。お会いできるのを楽しみにしています♪ランチしながらやりましょう。お会いするのは、1年ぶりですね♪

◆HASUIKE様
お世話になりました。これに懲りずに、またよろしくね~♪♪(図々しい!?笑)

◆ochao様
すごいですね!さすがです。静岡市のお茶に対する熱い気持ちが伝わってきます。こうやって数字が入ると分かりやすいですね~。
静岡市だけではなく、全国的に見て「山のお茶」というか、小規模農家さんの魅力を伝えたいなと思います。今度もっと詳しくochao理論を聞かせてください。私もカリスマ農家って、やっぱり必要だと思います。

◆極茶人さま
こちらこそ、ごぶさたしてます。
「これでもかっ!!」って言うぐらい手間と経費をかけたら。
↑の話、ある意味納得です。^^;
http://www.soubunshu.com/article/112989846.html
能率と効率について、このブログ記事を読んだ後、「トヨタには職人はいらない。」の本当の意味はなんだろう?とわが家で話をしました。
トヨタは「個人=職人」ではなく、「トヨタ=職人」になって、企業そのものが一つの職人体制を作ることを目指したんだな~って。(勝手な解釈だけど。^^;)

お茶ならば、「伊藤園=職人」を目指し、農家ならば「個人=職人」を極めていけば、一つの道はあるんじゃないだろうか?と思ったりもします。
あとは、手間と経費の意味と効果をきちんと説明できるかどうか?っというのが大切ですよね~。ここが、昔の「職人」という言葉にはない、新しい職人としての役割かな~と思ったりもします。
ま、言うは易し、行なうは難し。
物事思う通りには進みませんので、じっくりライフワークとして関わりたいと思ってます。これからもよろしくです♪

投稿: ゆう | 2009.02.03 12:53

伊藤園さんの講演,私も聞いてみたかったですね。
ドリンク茶によって,緑茶の消費拡大は進みました。
でも完全に開いた原料からできるお茶は(生産性は高いですが),急須で飲むお茶には向きません。

非効率でも本当のお茶の魅力が消費者に伝わって消費が伸びるといいんですが。
生産サイドとしては急須で飲んで感動できるお茶作りを目指していきたいですね。

投稿: 折 | 2009.02.03 23:25

◆折さま
本当に、ドリンク茶の効果は大きいですね。
多くの人が、「自分がお茶好きだ」ということを把握出来るようになりました。
この次は、業界の方たちが次のステップを用意する必要があるのですよね。
作り、伝え、利用する。がうまく流れるようになるといいのですが、まだまだこれから頑張りましょう♪

投稿: ゆう | 2009.02.04 22:32

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/217466/43922806

この記事へのトラックバック一覧です: 全国茶サミット:伊藤園のこれから。:

« 全国茶サミット出店ブースより | トップページ | 直売所を利用する楽しさは。 »