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出版記念講演会:これからの茶業と向き合うために。

今日も、金木犀の香りに包まれながら過ごしました。秋空は高く、青く、清々しいですね。

先日、編集者の中村さんから連絡が入りました。
今年の世界最大の書籍の見本市『フランクフルトブックフェア』で、「東京の日本茶カフェ」を、紹介いただけるのだそうです。日本を伝える書籍の一冊として選んでいただけたことを、本当に嬉しく思います。

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さて、それはさておき。
実は、稚拙ながらも、本を出版することが出来ましたことへの感謝の気持ちを込めて、出版記念講演会を企画しました。

テーマは、

『これからの茶業と向き合うために。~女性から見たお茶の世界』

書籍そのものは、「日本茶はよく知らないけれど、何か気になると感じてくださる」方へ、お茶の楽しさを少しでも伝えようと思い書きました。

今回の記念講演は、『これからのお茶を考え支えていく、プロの日本茶インストラクターの仲間や、多くの生産農家さま、茶商さま、行政様、また、お茶を大切に思う皆様に聴いていただきたい』と思い、生意気を承知で企画させていただきました。

【追記】“お茶LOVE”な方なら、どなたでもご参加いただけます。安心してお申し込みください。

私自身も、今一番新しい歴史情報でもある『庶民にお茶を広げた、その努力をしてきた時代』のお話を、橋本素子先生から一度しっかりとお伺いしたいと思っており、今回チャンスを頂けたことを嬉しく思っています。

茶に興味を持って10年以上経ちましたが、当初から業界に対して感じていた疑問の一つに、『伝統ある日本茶・茶業』という言葉がありました。

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尖がっていた20代初期、低温で淹れたお茶が苦手だった私は、既存の低温で淹れる『美味しいお茶の淹れ方』という言葉にもかなり抵抗を・・・。^^: 苦笑
その時に多くの方が言われた言葉が、この『伝統ある~』という言葉でした。

『伝統ある~』という言葉は、本当に隠れみので、水戸黄門の印籠のようなものですね。新参者には、それ以上つっ込むことが出来ない言葉です。

でも、具体的にどんな伝統なのか?どれくらいの時間軸を持って、『伝統のお茶』を指しているのか?

お茶の歴史を見ていて、私が一番おもしろかったのは、時代とともにお茶の形やスタイルは変化し続けていることです。
続いているのは、『お茶を生活に利用する知恵』なんじゃないかな?って思う。そう思うとさらに日本茶が自由に、そしていとおしく感じるようになりました。

そしてご縁あって知り合えたのが、『庶民の暮らし』に焦点を当ててお茶を研究をされていた、日本でも数少ない、中世史研究者の橋本素子先生です。正直私は、出会えたこと自体に、とても興奮しました。*^0^*

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当時の農家の人、問屋さんたちは、どんなお茶を作り、どうやって広めていったんだろう?利用する人たちは、どうしていたんだろう?

今を生きる私たちは、「今」の現場は見に行くことが出来ても、「過去」をさかのぼって、当時を見に行くことは出来ません。ですからそれを本気で研究されている方のお話を伺いながら、タイムマシーンに乗ってみたいと思います。

私たちのご先祖さんが、どんな風にお茶の普及(そんな意識はないでしょうが^^;)をしてきたのか?橋本先生から、どんなお話が伺えるのか楽しみです。

そして、「今」。
さらに実際にカフェを運営している女性、日本茶カフェ本を企画した女性を交え、今の日本茶の捉え方や、カフェの役目などについて、座談会を行います。
初めての試みなので、うまく行くか分かりませんが、お客さまの声も伺いながら、ざっくばらんに進めていければ良いなと考えています。

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休憩タイムには・・・♪^m^)←やっぱりコレも、重要!
緑茶を使ったスイーツと、お茶は、今回の書籍のお店からチョイスいたしますね♪

ご参加いただいたら、何か答えがあるというわけではありませんが、今回の講演・座談会が、『これからの茶業』について考える材料の一つとなれば、大変光栄です。「女子4人+お茶の将来を考える皆様」で、本音トークが出来ますことを楽しみにしています。
スイーツ等準備の関係上、先着の予約制となっています。ご了解ください。

                 かなざわ ゆう

出版記念講演会 詳細

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■日時 /平成20年11月30日(日)13:00~16:30(受付12:00開始)

■会場 /静岡県茶市場 静岡県葵区北番町94

■行き方 /静岡駅よりバスで15分・車で10分(会場に駐車場あり)
  *17番・井の宮線桜町行き 厚生病院下車
  *1番・西部循環中町回り 安西二丁目下車

■テーマ /『これからの茶業と向き合うために。 ~女性から見たお茶の世界』

★一部 :基調講演 『歴史に学ぶお茶の将来~中世のお茶の歴史から』

講師 橋本 素子氏(日本中世史研究者・京都光華女子大学非常勤講師)

休憩 :ティータイム(緑茶スイーツ&ティー)

二部 :女子座談会 『日本茶カフェの楽しさ ~期待と可能性』

・橋本 素子氏(日本中世史研究者:京都)
・井上 典子氏(袋布向春園 
葉乃國カフェ・企画担当者:大阪
・中村 麻理子氏(「東京の日本茶カフェ」書籍企画編集者:東京)
・かなざわ ゆう(日本茶インストラクター・著者:静岡)

■受講料 /3,000円(お茶・お茶請け・資料代・プチお土産付き)

■定員 /150人(先着の予約制:スイーツ等、準備の関係上ご了解ください。)

■お申し込み・お問合せ

お申し込みの受け付けは終了しました。
たくさんのお申し込み、ありがとうございました。

 


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コメント

ご無沙汰してます!
ブログの転居の告知を前のブログに
書くつもりが…いつの間にか書き込み不可に(^^;
ご迷惑をおかけしましたm( __ __ )m

ゆうさんの本、すごく気になっていました!
近々手に入れて、ゆっくりと読まさせて
もらいますね^^
講演会も気になります…ちょいと
スケジュール確認してみまっす☆

投稿: なかむ | 2008.10.10 08:30

 出版記念講演おめでとうございます。
先日、東京では無いんですが、袋布向春園さんへ伺ってきました。 おいしいスイーツを頂き、まったりとした時間を過ごさせて頂きました。

投稿: まるひ | 2008.10.10 22:04

◆なかむ様
お久しぶりです~。イエイエ、私がどんくさいのです。なかむ様に限って「こんなにほったらかしにするはずないのにな~?」と思いながらも、他の方のブログリンクから確認しようとしていませんでした。
本も、講演もぜひいらしてください。橋本先生の話、おもしろいですよ。宇治と静岡の違いについてなど、地元ネタも入れてくれるとのことですしね♪100年構想の方にも聞いてもらいたいです。

◆まるひ様
ブログ見ました!おお~!本店でした。笑
お店を見ていらしたら、座談会の彼女の話はますます親近感が沸くかと思います。彼女は今イタリアでお茶のイベント巡業中。かなり反応が良いようなので、その辺りの話も伺うつもりです。ぜひ皆さんでご参加ください♪お待ちしています。^m^)強引かしら?笑

投稿: ゆう | 2008.10.10 23:14

こんにちは、はじめてコメントいたします。お茶ブログでリンクしていただいた「お茶しにきなっせ」の茶龍路です。

 講演会、行きたいですー。しかし、無理そう・・・。何分、埼玉からだと小旅行・・・それ以前にスケジュールもまだわからず・・・。

 万が一、行けるようになりましたらその節はよろしくお願いします。

投稿: 茶龍路(さりゅうろ) | 2008.10.11 21:14

◆茶龍路さま
御問い合わせありがとうございます。色々とご活躍の様子を、ブログで拝見させていただいています。^^
講演会、ぜひいらしてください。今日、京都の方からお申し込みを頂きましたよ。今回の講演会は、全国のインスト・アドさんたちにもチラシで告知をさせていただきますしね。^^
業界外の一個人が、こんなにアホな企画をすることもめったにないですし。笑)でも、お茶好きたちの底力を見たいんです。今、こんな時代だからこそ。
あ、でもプレッシャーを与えるつもりで言ったわけではないので、ご安心を♪お時間合いましたら、ぜひいらして下さいね。

投稿: ゆう | 2008.10.12 21:15

おおー! 世界最大の書籍見本市に出品なんて、すごいですねー!! 今度は世界の皆さんを魅了しちゃうわけですね! そして、講演会。なんて魅力的な内容なんでしょう。興味津々です。ああ、もう少し近かったらなあ…。焙烙振り上げて会いに行くのに(怖い?)。ゆうさんの今年の活躍はほんとすごいですよね。読んでいるだけでもパワーをいただける気がします。
あ、そういえば、先日茨城の書店で「カフェの本フェア」をやってて、ゆうさんの本がばっちり目立ってましたよ。さらに目立つように、前に出しておきました(笑)

投稿: 茶の子 | 2008.10.14 18:37

はじめてコメントさせていただきます。
伝統とは、先人たちが毎日研鑽を積み重ねてきた証と考えます。隠れ蓑にも印籠にもしたくないですね。
私は今、伝統の中にあり、過去に光をあて現在を模索し、
現在に光をあて過去を見つめ、未来を模索しています。
なかなか前進することができませんが…
いつか東京で講演会が開催されることを楽しみにしています。

投稿: 凛 | 2008.10.14 23:18

書籍の出版おめでとうございます。

講演会行きます!
予定あけようと思っています。

久しぶりにユウちゃんの活躍が見たいです。

お茶の恋しい季節になりましたね!

投稿: riko | 2008.10.15 03:35

◆茶の子さま
わはは 焙烙振り上げて、会えるといいですね~。「カフェの本フェア」置き換え作戦ありがとうございます♪^m^)ナイス!
気がちっさい(誰も言ってくれないけど^^;)私ですが、どうもやることをやらないと納得しない性分のようです。笑

◆凛さま
はじめまして。確かに伝統を印籠にしたくないですね。東京講演、きっと橋本先生の話は興味深いので、これからますます活躍されると思いますよ!好ご期待です♪
でもまあ、今回のメンバーでやる座談会というのは、やはり一期一会なので、内容も全て今回限りとはなることでしょうね。

◆riko様
ありがとうございます。え~!講演会、来てくれるんですか!!めっちゃ嬉しいです。でもいつも忙しそうだから、無理しないでね。でもやっぱり・・・。無理してでも^^;来てください~。みんなに、昔の仕事パートナーだと紹介します。みんな驚くかしら?^m^楽しみです。
けっこう、ブログつながりでも、私たちの講座を受けてくれてた方もいらっしゃるんですよ!
先日5年ぶりくらいにお会いした生徒さんから頂いた言葉。
『情熱は熱く、静かに。湿った松明を燃やすかの如く。』近況報告をさせて頂いて、つい涙が出てしまいました。
rikoちゃんが来てくれるとなったら、座談会もまた違った角度でおもしろくなりそうですよ・・♪ふっちゃうもんね!

投稿: ゆう | 2008.10.15 15:26

テーマが『これからの茶業と向き合うために。 ~女性から見たお茶の世界』なんですが、受講するのは男性でも宜しいのでしょうか。少し気になりまして質問させて頂きました。

投稿: わかだんな | 2008.10.15 21:20

◆わかだんな様
お問い合わせありがとうございます。もちろん、男女問わずご参加いただけますよ。
もう既に、男性の方からもちらほら、ご予約いただいております。ぜひ、いらしてください♪お待ちしております。^^

投稿: ゆう | 2008.10.15 23:28

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