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2006年7月の20件の記事

品種茶13種

清水の茶農家 豊好園の片平さんから、お茶が届きました。
昨年秋にも、収穫祭へ伺った、農業大好きなご主人です。

届いたのは品種茶が13種類。
そして、それらのお茶の成分値。
さらに、きららめーるという名の豊好園通信。
これが、本当に農業好きなんだな~っと言うのが伝わってくる温かいニュースレターなんですよ。

一件の農家で、10種類以上の品種を作っているのは、本当に珍しいです。
品種の特性を知るには、こうやって1件の農家内である程度飲み比べることが出来ると、
その差が、土地の違いなのか、品種の個性なのか、製造特性なのか、
等が見えてくると思いますね。

ちなみに、片平さんのすごいところは、ちゃんとデータ分析を取るところです。
「今年は全体に味が薄いと言われている。」というアバウトな情報も、
自分のお茶は、去年(例年)と比べ、数値はどうなのか?と見ることができ、
お客様にも説明がしやすいと思いますね。

ですからただ今、毎日のお茶時間は、品種茶の飲み比べが続いております。

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見ちゃった!! ドリンク茶の原料

今、静岡、牧之原では3番茶の終わり頃です。

今年の3番茶は、問屋さんがあまり買う気がないと言う事で、刈り捨てた農家が多かったそうですが、結局最後には足りなくなり、注文が殺到しているそうです。農家の方が言うのは、きっと4番茶は、皆欲しがって高くなるだろうと言っていましたが、どうなるか?見てみたいと思います。

昨日、ぶらりと製茶農家へ伺ったら、サプライズなお茶を発見!

ドリンク原料茶です。某大手飲料メーカーさん用だとか。はは~。
物は、3番茶期の番茶の毛葉や、毛葉入りの棒茶等です。

毛葉とは、お茶の茎の表皮のことで、切り刻んでティーパックに利用したり、
お店によっては、詰め放題のお茶に混ぜて使ったりもするそうです。
実の部分はないので、煎は利きませんが、一煎だけだと多少味は出るのでしょう。
(もちろん、3番茶よりも1番茶の毛葉の方が、美味しいです。)

この製茶農家さんでは、お茶をひき肉のようにすり潰し切断する、ミンチ製法(ブロークン)のお茶も製造しているのですが、これは番茶よりも色が明るい緑色になるので、その分高値がつきます。
下の写真は、左がブロークン棒、右が番茶棒です。色の違いが分かりますか?

さらに驚くのは、下の棒茶です。

写真は、茶の木の「茎」というよりも、緑ではなく赤茶色の木になったような枝の部分。表皮は毛葉になって取れてしまっています。
これが、3番茶の半分くらいの値段で売れていくそうです。(信じられない!しかも昨年よりも値が上がったそうです)

この枝の部分、農家では3年前まで、畑に捨てていたそうです。毎日大量に出て、この処理自体もお金がかかり、なかなか大変だと言っていたのを思い出しました。確かに他の農家さんヘ伺っても、皆この部分は畑に捨てています。
「売れるようになって、助かるよ。」とのコメントでした。
(実は、これってすごいコスト削減。だって今まで費用を出して処理していたのが、一手間かけて利益を生むんですから!)

これらのお茶をドリンク用に、どう利用するかというと、
棒は、強く焙じて粉砕し、ドリンクの香りを出すのに使うのだとか。
毛葉などは、色出しに使うのだとか。

正直、毛葉の利用価値は、理解できるのですが、この「枝」にもそれほどの価値があるのかと、かなり驚きました。(最初、爪楊枝屋に行くんだと言われ、「へえぇ~!高級爪楊枝か~!」と本気にしてしまいました。)

消臭作用のあるお茶枕の材料じゃなくて、このお茶がドリンク茶になるわけですから、ちょっぴりびっくりしました。お茶って、良く言えばやはり、捨てるとこなしですね。
しかも、一杯辺りのコストを考えると、急須の一杯よりも、ドリンク茶の方が高いんですよ。(注1)
私たちが飲んでいるペットボトルのお茶って、何を飲んでるんでしょうかね?
霞かしら~?
「宣伝広告費」という風味かもしれませんね。

(注1)コスト計算式 (独断と偏見で勝手に作りました^。^;)
¥1000/100gの茶葉 一人4g使用 つまり:¥25/1回 
  3煎飲むとして茶液量 120cc×3=360cc
上記の条件で、茶葉で500ccの茶液を用意する場合 価格:¥32
*我が家では、360ccも飲まないので、300ccで計算しても、¥35となる。
(水代金、湯沸しガス代金、手間賃含まず)
ただし、人数が増える程、使用茶葉量は減りますし、¥1000/100gの煎茶は現在の平均単価よりもずいぶんと高い設定で計算しています。

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喫茶文化のウェーブ

ネットサーフィンをしていて出会った「京のにちじょうさはん ごこう」のもちや様のブログに、とても興味深い内容の記事がありましたので、同じく思うままに書いてみようと思います。

ちなみに、私ももちや様も、「思うままに書いている」だけですから、あまりお気になさらずに・・・♪

日本中世史を専門とされるもちや様は、日本は400年ごとに新しい喫茶文化を受容してきている。明代の煎茶のご先祖様(これって、釜炒り茶の伝来のことですよね?)が伝わってから、そろそろ400年くらい経つのだから、今の日本には新しい喫茶文化(製法を含む)が受容されてもおかしくない時期だと書いています。

さらに興味深いのは、もうもしかしたらすでに新しい製法は伝わってきていて、後はそれらの製法を日本人が、日本人のために創意工夫して作り出すかどうかだけなのかもと。
(もちや様のお話と、ずれがあるかもしれませんので、詳細はブログをご覧下さいね!)

これを読んで、私は体がぞくぞくしました!私はとても面白い時代にお茶に出会い、興味を持てたことを単純に感謝してしまいます。

歴史って、日々起きている日常やイベントを書き残したものの中から、後から重要なものをピックアップして記録に残していく作業のくり返しで、今を生きている人にとっては、自分が歴史を作っている感覚はさっぱりないのだと思います。
和歌山の白茶も、伊久美の烏龍茶も、本人は新しい、面白いお茶を楽しんで作りたいと考えているだけなのですが、気付いたら、日本茶の中に新しい流れが生まれていた。なんてこともありうるのかな。

もちや様のブログを読んで、「伝播」って、じわりじわりと砂の間を染みこんでくる水のような感じだな~と思いました。年表に載るような、ある一瞬じゃない。でも砂に水が染渡った時には、一気に水が水面として現れてくる。

自分が生きている今の時間も、もしかしたら「新しい喫茶文化」という水が砂に染みこんでいくところなのかもな~。せっかちだから、私が生きてる間に、その流れが水面に現れないかなっと思ってしまいます。そして私も、その砂に何かしら水を流すお手伝いをちゃんとして行きたいな。

私自身は、「お茶を食べる」という流れが新しく生まれると思っているのですが、改めてもちや様のブログを読むと、「喫茶」の流れの中にも、新しい流れが生まれるんだと納得しました。

ところで、もちや様の、「喫茶法の何かが消えて新しくなるのではなく、重層化されていくだけ」の言葉は、奥が深いな~っと思いました。歴史って、面白いですね。(日本史疎いので、勉強しなきゃ♪)
正直、今読んでいる経営戦略の本に、同じような事が書いてあるんです。
おもしろいですね~。

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お店のこだわり

ちょっぴり、古い記事ですが、産地問題の話が載っていました。

産地って、難しいですね。
お茶に興味を持ったばかりの頃は、地域に興味を持ち、その土地のお茶を確かめたいと思いましたし、だからこそ、多くの農家さんとお付き合いをするようになりました。

だから、産地問題が出た時には、断固100%じゃなければ、静岡茶ではない。というスタンスでした。

もちろん、今もその想いは変わっておりませんが、茶商のブレンド術を理解すると、お茶の奥の深さを体感し、お茶の美味しさや面白さはブレンドや火入れ(焙煎具合)にあるという事も納得出来ます。
実際に、私はきちんと火の入ったお茶が好きです。
(入れ過ぎはイヤですから、言葉で表現できないですが。)
そして今は、お茶はただの生鮮野菜のような農作物ではないという考えです。

だから、年度も、産地も情報の一つの目安にはなるけれど、
決して新しいもの、ピュアなものがベストとは言い切れないなと思います。

お茶は、人が介在することで、味も香りも変化をし、新しい表情が生まれます。
時間を重ねることで、深みが出たりもしてきます。
その変化を見越してお茶を選び、完成した味をイメージしてブレンドをして行くのは、やはり技ありです。
人が多く介在したり、大量に商品化したりすると、大元の素材の品質は確かに相対的に落ちてくるのでしょうが、人が介在しても、少量単位で、品質を見ながら作る問屋や専門店はあると思います。

そういうお店と出会えた時には、きっとその人のお茶人生は、楽しいものになるでしょうね~。お茶の美味しさの基準は、人それぞれだから、産地にこだわっても、有機にこだわってもいいのですが、お店も自社のこだわりをさりげなくアピールしてくれると、分かりやすいと思うんですけどね~。

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幸せな一日

今日は、オフ日。一日、暑かったですね。

パートナーと茶畑に行き、草むしり。
山の上の茶畑でのどがカラカラになった時に食べる夏みかんは、最高に美味しい。

帰ってきて、シャワーを浴びてから飲む、ビールも最高に美味しい。
その後、ちょっぴり昼寝をすると、さらに幸せになれる。

夕方、涼しくなってから、海辺に散歩。これはこの頃の日課。
裸足が気持ちいい。海の水はまだ少し冷たい感じがした。
今日は、サーフィン日和で、見ていて楽しい。

この時間の散歩で、いつも遠くから会釈を交わす女性がいる。
誰かは知らないけれど、流木などを拾いに来ている様子。
知らない人だけど、いつものように挨拶を交わす。
今度会ったら声をかけてみよう。

今日は海で、きれいな白い石を拾った。
「.」(ドット)の入った石。おもしろいので、持って帰ってきてしまった。

今日は、いつも以上に幸せな一日でした。

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伊藤園は、歴史に残る。

伊藤園さんって、すごいなと思う。

24日の産経新聞の記事
伊藤園が、米ニューヨーク市近郊に緑茶飲料の生産工場を建設し、来年夏をめどに現地生産を始めるという内容です。

記事の中で、本庄八郎社長は、「米国での緑茶飲料は、昭和60年に『おーいお茶』を発売したころの日本と同じような伸びを示している」と言っています。それって、すごい魅力的な状況ですよね。

以前、サントリーさんの講演で、無糖飲料の発売がきっかけに、日本全体の砂糖消費量が減少に転じたという話を伺いました。ダイエットを意識している国にとっては、とても良い商材です。

さらに、ケーキと一緒にジュースを飲むのに比べると、ケーキと無糖飲料のセットにするだけで、虫歯の発生率が下がるのだそうです。

現在のお茶の歴史の中には、伊藤園さんの「無糖ドリンク製法の発明」は、記載されていませんが、あと30年もすれば、「煎茶製法の発明、玉露製法の発明」と同じように、必ずお茶の歴史に掲載されると思いますね。

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便利な茶びつ

最近、とても便利だと思う道具があります。
それが、茶びつ。

私の祖父が使っていた茶びつを、譲って頂いたものです。
お茶と時間が染みこんで、艶つやな、味のある茶びつで、お気に入りです。

以前は、茶碗や急須をしまうための道具と思って利用していたのですが、
最近は、訪問客が玄関先で話をして行くスタイルが増え、この茶びつが大活躍です。

この茶びつ、
茶道具をしまうための道具でもあり、
蓋をひっくり返せば、お盆のようで
ちょっとした、サイドテーブルにもなります。

きっと昔の家では、縁側でこうやって、お茶を淹れながら話をしている風景が、
たくさんあったんでしょうね~。

正直、転々と移動した一人暮しの時には、訪問客を玄関で対応すること(営業や事務的なこと以外)はありませんでした。私の生活が、以前と比べ、地について来ていると言う事かもしれません。

街には、こんな縁側や玄関でお茶をする感覚はないでしょうから、
茶びつの使い方としては、もっと他に考えた方がいいかもしれませんね~。
何か、ないかしら??

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近未来茶会!?

先日の、アルミ茶室での茶会の様子です。21世紀に作られたアルミと、
1200年続く和紙やお茶とのコラボは、予想以上にきれいでした。

所々開いているアルミフレームから、中の様子が伺える作りになっております。
周囲は和紙作家の加納さんの作品が張られています。
灯かりも程よく、まるで明るいまゆに包まれている感じがしました。

茶会3日目担当をした私の設えのテーマは、近未来茶会。
アルミ素材のメタリックな雰囲気と、自然を融合させて作りました。

石は、本山(ほんやま)産地、栃沢から運ばれたもの。
(お茶もお水も栃沢のものでした。)

内野さんのお茶を生かすために考えたお茶の道具は、ダッチコーヒー用の道具です。
こちらで、氷出しの冷茶を作りました。
茶会のテーマは、近未来。
「この道具には、電波時計が内臓されていて、一滴が正確に時を刻む様に出来ている。」
という設定で、時も楽しんで頂きました。

この氷緑茶は、とても好評で、皆様に驚いていただきました。

茶会のお茶を用意して下さった、型破り大好きな内野さんが、
「よいものを見せて頂きました。」と喜んで下さり、
本人曰く「あくの強いお茶」の良さをきれいに引き出したと、
お褒めの言葉まで頂けたのが、一番の喜びでした。

初めて茶会の亭主をやってみて、自分の弱い所なども色々と見えてきました。
終わった後は、正直、楽しさと同時に、かなり凹み。
もっと、勉強、経験して習得して自信を付けて行きたいと思いました。

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これは何でしょう?

この数日、ちょっぴり慌ただしい時間を過ごしています。
睡眠時間が3~4時間と少ないですが、成分の濃い上質な煎茶をたくさん飲んでいるためか、疲れるという気配はありません。

これは、やはり覚醒作用のあるカフェインをたっぷり摂取していると言うことでしょうか?

質問 ところで、これは何でしょう?

   昔っぽい形の鏡台! のような雰囲気ですが、

正解は、水だしコーヒーを作る道具でした!
21日の茶会に使うため、淹れ方を色々と実験をしているところです。

上の段に、水と茶葉を入れて水出しをつくり、
中段に氷、
下段にはお茶を受ける器を置きます。

上からぽたぽたと垂れた茶が、氷を伝い冷える。
その茶のしずくを下で受けると言う仕組みです。

このお茶を飲みすぎたのか、とても利尿作用が働きました。
やはりカフェインでしょうね~。

改善をして、明日の茶会で使います。
それでは報告は、また後日に・・・。

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ホームパーティーのお茶料理

昨日は、パートナーの知人のサーファー夫婦が、遊びに来てくれました。
とても気さくで、仲の良い夫婦。私は大好きです。
4人でわいわいと1時くらいまで盛り上がりました。

本日のメニュー>
 鶏肉の緑茶オーブン焼き
 エスカルゴのガーリックバター焼き
 緑茶入りあっさり鶏肉餃子
 カボチャの烏龍茶煮
 カラーピーマンのマリネ
 トマトとバジルのサラダ
 ナスのゴマ味噌炒め
 枝豆
 完熟しすぎたブリーチーズ
 きゅうりの梅干し和え
 ひじき煮入りの卵焼き

なんだか、大量に作っているようなメニューですが、昨日の残り物を再利用したり、ほとんどが野菜単品を利用した料理という工夫もあるので、ボリュームだけはあるように見えます。

その中で、本日のお茶メニューの感想を聞きました。
●一番人気! カボチャの烏龍茶煮。
苦味と一緒に烏龍茶の香りがして美味しいと評判でした。

●鶏肉の緑茶オーブン焼き
生茶葉のペーストと茎茶粉を利用したのですが、お茶の味はしないと言われました。
そして、ある生き物に似ているとの指摘が!!! 

分かりますか?
なんと、カエルちゃんで~す!あちゃ~、確かに切り方が悪かったみたいです。

●緑茶入りあっさり鶏肉餃子
初めて作ってみたのですが、まだ改良の余地ありでした。
深蒸し茶を使用したのですが、色は大きな変化なし。味はほんのりお茶の味がするくらいでした。
もっとグリーンがきれいに出るといいのですが・・。皮から手作りにすれば、緑色が出来そうです。

料理をするのは、楽しいですね。
というよりも、一緒に食べたり飲んだり出来るのは、楽しいですね。
自分のためだけの料理なら、栄養素重視で作ります。
わいわい楽しむのには、どうせだったら、市販の料理じゃなくて、手作りにしたい。
その方が、話題も生まれるし、ウェルカムな気持ちを表現できますしね。

お茶も一緒で、どうせ飲むんだったら、丁寧に淹れたい。
自分のためなら、機能的に飲めれば良いけど、
相手があるなら、その人のためだったり、その共有する時間のためだったり。

作り手(淹れ手)って単純に、相手が喜んでくれるのを見れることが、自分の幸せにつながるんじゃないかなと思うんですが・・・。どうかしら?

 
 
 

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おじいさんが、お茶をしに。

雨があがったと思ったら・・・、暑いですね。
夕方、海へ散歩に行く季節になり、実は、私はけっこうハッピーな気分です。

今日、知り合いのおじいさんが、ふらりと我が家に遊びに来てくれました。昔研修に入っていた農家さんで仕事を教えて頂いたおじいさんです。特に用事はないのだけれど、こうやって時々ふらりと寄って下さるのは、本当にうれしいです。

お土産に手作りの、かごを持ってきてくれました!
すご~い。これは、荷物を縛る紐で編んであります。

元遠洋漁業の船乗りさんだった方だからか、何でも自分で作ってしまう、とても器用な方です。事故で耳がかなり不自由なのですが、とても元気で活動的、お話聞いているととても楽しいんです。パートナーと3人で、大きな声とジェスチャーを加えながら、大笑い!わいわいと盛り上がりました。最後には、ウィンドサーフィンの道具に、興味津々。いろいろと道具をのぞきながら、なんだかんだと質問をしていました。

74歳とは思えない、褐色の肌、がっちりと丈夫で、ぜい肉なしの健康的な体型をしている方です。食事は、出来るだけ余分に食べないようにしているのだとか。
もう一つ大笑いしたのは、寝る時間。「夕飯食べたらもう用はないから」と、七時にはお布団に入るのだとか。まだ、明るい気がするんだけれど~。(ちなみにその時間、我が家ではまだ夕飯も食べ始めておりません。)その代わり、朝は4時半に目覚ましをかけ、そのまま2時間は本や雑誌を読むのだとか。実はとても健康的な生活なんですね。
睡眠時間(寝る時間)と食べ物は、やっぱり大切なんだなと改めて思いました。それにしても、こうやって遊びに来てくれて、本当にありがたいです。

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赤いご飯と、緑のご飯

我が家のご飯には、麦や蕎麦や、赤米、黒米、ひじき、他の雑穀が混ざっていることが多いです。しかも、お米はできるかぎり専門店で、玄米を購入し、好みの精米をしてもらっています。
そんな時にはいつも2種類を同時に購入し、白米に近いものと、ちょっぴり色が濃いお米とを、料理に合せて使い分けています。
お刺身には、柔らかくてぷりぷりと甘味のある白米の方が合うし、油料理には精米度合いの低いお米の方が、力強くて合うように思います。

写真は、赤米入り七分づきご飯と、お茶入り七分づきご飯です。
《茶飯の作り方》
ティーパックの深蒸し茶を、お米を研いで水を張った釜の中で、揉み出してからご飯を炊きます。ちょっぴりお酒を入れると緑色が鮮やかになると、昔務めていたお茶料理を出すお店の料理人から教えていただいたことがあり、違うかどうかはわかりませんが、今でもお酒と塩を少し入れています。

ここだけの話、私がご飯に色をつけたり混ぜたりするのは、おかずの数が少なくても、なんとなく色付きご飯だと、手をかけたように見えるからです~。炊いてくれるのは炊飯器なので、手間は同じなのですが、なんか得した気分になるのですよね~。栄養的にも、健康的にもいいように感じるしね!

ちなみにお茶も、大きく分けて深蒸し茶と浅蒸し茶、釜炒り茶の3種類を、お米と同じように使い分けています。難しい産地や品種の違いは置いておいて、分かりやすい3種類の製造の違いを基準にすると、家庭でも簡単にお茶で遊べるようになると思いますよ。

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ペッボトル買うよりも、ここでゆっくり。

仕事の帰りや頭の整理をしたい時、緑茶がむしょうに飲みたい時、
少し時間を調節したい時など。
家に帰る前にちょっぴり、リセットしたくなる時があります。
そんな時は、焼津の長峰製茶さんの喫茶へ行き、一人本を読んだりします。

あまり人通りの良いところではなく、田舎の田んぼの中にあるお店なので、ふらっと歩いて一見さんが入るような場所ではありませんが、地元のおばちゃんや子供連れのお母さんなどが来店している地元密着のお店です。(でもお店は広くてきれいです。)

いつも頼むのは、決まって 「煎茶セット」。
なんと、お値段300円なんですよ~!びっくりです。
ペットボトルを150円出して飲むなら、絶対にこっちの方がリラックスできます。
しかも1煎目は、丁寧に淹れてくれます。

この喫茶で利益を出すのではなく、試飲の場というか、来店頻度を上げるためか分かりませんが、人が集まれるようになっています。
店はとても涼しくて静か。車移動の多い私には、お気に入りの休憩場所です。
欲を言うなら、煎茶セットのお茶が深蒸しだけじゃなくて、
浅蒸しとの2種類から選べれば嬉しいな♪

やっぱり、暑くても温かいお茶が好きです。
一番好きなのは、夏は涼しい部屋に入り、温かいお茶を飲むこと。
あれは、幸せです。
でも、いわゆる会社務めでは一日中寒い部屋で仕事をしている方が多く、それはかなりつらいことだと思いますね。

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お茶会だけど、フリースタイル

7月19日~21日に、『ecoms』静岡ショールームの、リニューアルオープン記念イベントがあります。ecomsさんは、アルミと異素材を組み合わせた新しいスタイルを提案しようとリニューアルをされたそうです。
ですからもちろん、アルミを使った茶室にてお茶会を開きます。(とはいえ一般用ではなく、葉書が届いた方への内輪の記念イベントなのだそうですが。)
私はそこで、7月21日に、若輩ながら亭主をさせて頂きます。

使用する道具も、アルミと異素材を組み合せて、自由に創り出して良いとのこと。
まだ、フレームしかありませんが、岐阜の和紙作家、加納武さん(幸草紙工房)の作る繊細な和紙で、当日は異空間が出来あがります。皆で話し合い、和紙で滝をイメージした床を創ることになりました。

写真に写っている男性は、静岡市栃沢で生産販売をされている内野清己さん(山水園)。
初日の亭主を担当し、お茶席のお茶も、内野さんのお茶を使用します。
今、彼は茶室に入り、どんなしつらえで遊び、お客様に愉しんで頂こうかと一人イメージを膨らませているところです。
表現者だな~~。
今日ほど、内野さんと長く時間を共有した事が今までなかったのですが、とても深く、熱く、素敵な方だと、改めて感じました。内野さんの聖一国師のお話は、またいずれ。

私もせっかくなので、愉しんでお客様をお迎えしたいと思います。どうしようかな~。

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どこでもカフェ

我が家では、毎日お茶をヤカンで煮出して、水筒に入れて持ち歩きます。
その時のお茶は、自家用の煮製のおばん茶か、ルイボスティー、またはそのブレンドです。
車移動が多いので、魔法瓶タイプを一本入れておくだけで、とても便利です。

2006年の4月10日から東京と大阪で始まった、「どこでもカフェ」という提案をご存知ですか?
マイボトルを持って行くと、カフェのお茶をボトルに入れてくれるんです。以前読んだ記事に、広尾のカフェ・デ・プレでは、子供連れの女性が子供と一緒に外で飲むからと言う理由で、利用が多いと書いてありました。

この活動、利用するとカワイイシールがもらえるんです。
ああ~、私も東京にいるなら活用するのですが、残念です~。

それにしても、このどこでもカフェ、とてもステキな活動ですね。
静岡でもやってくれるといいのにな~。コーヒーじゃなくて、緑茶でね。
お茶屋さんに行くと、ティーパックを1つから買えて、お湯や水をもらえるとか・・・。
1つよりも2つ入れた方が美味しいとか。
あ~だ、こ~だ言いながら、利用できると面白いのですが。

さすが、静岡!と言うキャンベーンをやりませんか?

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フレッシュ生茶ジュース

最近暑くなってきて、我が家ではまたミキサーが登場しています。
半額になっているような熟したフルーツと野菜、牛乳を使い、
朝食の代わりにしたりもしています。

今日は甘くなかった白桃と、バナナ、
キャベツと、お茶を低温殺菌牛乳でミックスします。
ずっしりとした、朝食代わりのジュースです。

写真を見ると、お茶、入っている割には色が、薄いですね~。
本当は、ジュースにお茶を入れなくても、
いつもお茶は、お茶として飲んでいるので、使う必要はないのですが、
なぜ入れるかというと、試作をくり返しているからです。

小松菜だと、あんなにきれいなグリーンになるんだけどな~。
配合が難しいですね。

ちなみに、お茶は普通のお茶ではありません。
その名の通り、「生」なんです。(意味不明ですね)

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カボチャの烏龍茶煮

今日は、世界のお茶の講座でした。
中国茶の総論です。

おやつに、烏龍茶でカボチャを煮て、
砂糖と醤油で味付けした煮物を作りました。

(つまり、よくあるカボチャの煮物に、烏龍茶の葉をそのまま一緒に入れただけです。)

写真を撮り忘れて、残念ですが、
出始めのカボチャで、味がまだのっていなかったのですが、
烏龍茶の香りとほろ苦さで、美味しく出来あがりました。

極安の東方美人の4年落ち(封を開けたまま)を使いましたが、良い感じ♪
そのまま飲むのは、もうイヤだな~っと思ったお茶は、
料理にどんどん利用しましょう~!

関係ないですが、これは私のお気に入りのカボチャの本。
とても、かわいいでしょう~♪♪♪

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茶農家で試飲大会!?

今日は、今年の熊本の釜炒り茶と、藤枝かおりという品種を持って、茶農家へ寄りました。

園主と話をしながらお茶を入れ、先方も別の農家が作ったという手作りの釜炒り茶と、香駿という品種と、和歌山の日置川茶農家の手摘み2番茶を出してくれ、我がパートナーと3人でお腹ががぼがぼになるまで飲みました。

今晩は、研修先でお世話になった茶農家のご主人が4~5人家に遊びに来てくれる(私たちをつまみにしながら飲みに来るってことですね)予定だったのですが、ちょっとしたハプニングで延期に・・・。
でも我が家に来たいと言って下さるのは、とても嬉しいですね。

こういう時は、料理は私が作るけれど、飲みたいお酒はいつも好きなアルコールを『持ちこみ』で、お願いしています。みんなからすると、料理もいつも食べてる料理と雰囲気が変わるので、楽しいのだそうですよ。
今回は、お茶料理尽くしで行こうと思ってます♪ むふふ♪♪

写真は、お茶のキッシュです。

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静岡産地茶20種

今日は静岡県茶業会議所主催のイベントが東京であり、静岡茶の産地を20種類用意して、お客様にお茶を召し上がって頂きました。3日間のうちの最終日だけお手伝いに入りましたが、無料で、何種類もお茶が試飲できるなんて、お茶好きにはたまらないイベントだな~っと、終わってから思いました。
次回は、混むかと思いますが、新宿パークタワーのOZONE夏の大茶会(7/13~18)でも、試飲が出来るようです。

最初伺っていた時とイベントのイメージは違いましたが、ゆったりしていたため、本来は一種類しか飲めないお茶も、ほぼフリーで飲み比べが出来るような雰囲気でした。
こんなことなら、関東圏の一般の日本茶インストラクターさんも来て頂けば、それだけで研修会が開けそうな状態でした。静岡県民でも、これだけ飲み比べる機会はないと思いますね。

お客様の中で、印象的な方がいらっしゃしました。川根茶を指名された年配のご夫婦ですが、好みのお茶のタイプを聞くと、全く正反対のお茶のようでした。でも、ご主人のお父様が、生前、川根茶ののぼり旗が立つ御茶屋さんで、お気に入りの川根茶を買って飲んでいたそうで、懐かしくて飲みたくなったのだそうです。

懐かしいと、喜んでいらっしゃいました。
そこから話が弾み、昔川根の奥の方まで、旅行に行ったこと。古い友人が住んでいて、会いに行ったが留守で、再会できなかったこと等、とても懐かしそうに、嬉しそうに話されていました。
お茶を通すと、初めて出会う人でも、話が弾むのって、本当にステキですね~。
ステキなご夫婦に出会え、私も嬉しくなりました。

お茶って、頭は澄んで、心は酔わせてくれる、魔法の飲み物ですね。

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『郷土茶』という見方

私が日本茶について知りたくて、静岡へ移住をしてからそろそろ9年が経ちます。
自分なりに様々な角度から、お茶を学んで、見て体験し、実感し、今講座を通して感じてもらいたいことは、この郷土茶という意識です。

『郷土料理』という言葉がありますよね。他にも『和食』、『日本料理』という言葉があります。
そのまま、お茶の世界へ置き換えてみると、

日本茶(=日本料理)・・・日本で作られているお茶の総称
   *私としては国産の紅茶も烏龍茶も発酵茶も、この中には入っています。
緑 茶(=和食)・・・・・・・流通に載っている一般的なお茶類
   *煎茶~茎茶~玉露などなど、現在手に取れる多くのお茶はこの部類に入ります。
郷土茶(=郷土料理)・・・おばん茶を含む各地域で消費されているお茶類

ここからは私の持論になりますが、
日本に伝えられたお茶が、なぜ飽きずに1000年以上も利用され続けたか?
それは、単純に郷土茶的な利用価値があったからではないのかな?

東北の漬物がしょっぱすぎると思っても、その寒い地域(風土)には、必要な塩分だったりするのだし、世界のお茶文化を見ていても、それらのお茶が利用されるのには、ちゃんと風土的な意味があります。

地球を全体と考えると、『郷土』の範囲は、日本となり、
日本を全体と考えると、『郷土』の範囲は、国内の各地域となります。

世界から見れば、日本のお茶は緑茶文化となりますが、もっと小さな、ローカルな視点で見ると日本のお茶文化は、緑茶だけではないだろうと思います。
時間的な視点を追加してみても、
蒸し製の緑茶が国内で、消費を伸ばしたのは、戦後の話。
高度成長で日本茶の価格が上がり、輸出が出来なくなったから、国内需要に目を向けたのです。
以前、四国へ行った時に、当時静岡茶の宣伝がすごかったから、
四国のお茶が売れなくなった。というぼやきを聞きました。

今の国内の各地域で飲まれているお茶を、スポット的に(1郷土茶として)見ていくと、
おばん茶の世界が、息絶え絶えではありますが、まだ残っているし、
地域のお茶屋さんは、自分の周辺のお客様の嗜好にあったお茶を作り、
地元の人のために存在しています。
グローバル化した茶業は、蒸し緑茶が主流。
産地は、静岡か、宇治か、鹿児島か、それとも三重か・・・。たくさん産地はありますね。

流通に載っている、販売されているお茶(=売れるから作るお茶)を知ることと、
もう一つは、風土に合って利用されているお茶(=自分たちが必要だから作るお茶)を知るということが、日本茶を知るのに、大切だなと思います。

日本のお茶文化は、もっと奥も幅も広い、融通の効く、
いいかげん(良い加減)な世界なんだと思いますね~♪

私は『もっと自由に、もっと愉しく 生活にお茶を取り入れるお手伝い』がしたいですね。

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